【レビュー】「The World is Your Weapon(ぶきあつめ ~なんでも武器になるRPG~)」あらゆるものを武器にして戦おう

2022年3月24日


はじめに

 本記事では「ぶきあつめ ~なんでも武器になるRPG~」の追加要素を加えたSteam版「The World is Your Weapon」のレビューをします。


評価
タイトルThe World is Your Weapon
ジャンルRPG
対応機種Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替無し(どの言語でもボイスなし)
日本語字幕有り
プレイした難易度難易度設定無し
クリア時間9時間
ストーリー★★★☆☆
BGM★★★☆☆
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 武器商人の主人公の「うぇ子」はある日、伝説の武器「ツヨスギテ=クサハエル・ソード」が世界のどこかにあるという噂を耳にする。「どんなものでも武器にして戦うのが真の武器商人」という父の遺言を胸に武器集めの旅へと赴くこととなる、、、

 といったストーリーとなっております。

 主人公の名前が「うぇ子」、妹が「ぽん美」という名前など、いろんなネタが詰まったゲームとなっております。

 本作は剣はもちろんのこと、人や魔物、街や海ですら、武器にして戦うゲームであり、武器の種類は300種以上あります。そして、武器の一つ一つにフレーバーテキストが設定されており、読むだけでも楽しいです。

 本作はマルチエンディングが実装されております。1つのエンディングを見るとクリア直前の状態に戻りますので、条件さえ満たしていればすぐに他のエンディングも閲覧できます。


BGM

 本作はオーケストラのBGMで構成されており、JRPGらしさが溢れています。


グラフィック

 本作は2Dのドット調のグラフィックで構成されております。一部キャラの立ち絵は2DのCGで表示されます。

 本作はRPGツクールにて制作されており、ツクールの独特なグラフィックを楽しめます。


ゲームシステム

 本作は不思議シリーズ等にある、自分が一回行動すると敵も一回行動するというRPGです。

 本作の最大の特徴は、あらゆるものを武器にできることです。ものの目の前で拾うボタンを押すとものを拾い、それを武器にできます。

 家の中においてある家具はすべて武器にできますし、床ですら武器にし、更には家そのものも武器にできます。

 街そのものを武器にすることもできますし、海ですら武器として使用できます。

 武器には使用可能な回数が設定されており、拾った武器の場合は使用可能回数が0になると元の場所に戻ります。

 敵を倒すと落とすアイテム「アルマ」を用いて武器を強化することができます。武器の使用可能回数を一定回数使用するまで減らさない「メッキ」、武器の威力と会心率を一定回数使用するまで上げる「研ぐ」、武器の威力を永続的に上昇させる「鍛える」をして武器の強化ができます。

 敵を倒す、使ったことのない武器を使うと経験値が貯まり、一定数値に達するとレベルアップします。レベルが上がると、1レベごとに「HP」、「攻撃力」、「武器の使用回数減少防止確率と攻撃回避率」の3つのうち一つを選んで強化できます。

 「魔王城」というダンジョンではローグライク要素を楽しむことができます。アイテムの持ち込みは禁止で、「魔王城」内で入手したアイテムで戦います。

 ダンジョンを一つ攻略後に開放される「裏世界ダンジョン」では、ハクスラを楽しむことができます。様々な部屋を探索して次の階層への階段を下り、武器を集められます。部屋の中にはモンスターハウスもあります。

 「裏世界ダンジョン」でドロップする武器はすべて、攻撃回数や会心率、武器の使用回数減少防止確率を上げるなどの追加効果が付加されております。同じ名前の武器でも追加効果の種類や倍率が異なります。また、見た目も変化があり、同じ名前の武器でも、虹色だったり巨大だったり、あるいはその両方だったりします。


クリア時間

 筆者は色々寄り道をして9時間でクリアできました。

 本作はマルチエンディングが採用されており、エンディング時に特定の実績を達成していると、実績に応じたエンディングを選択して見ることができます。

 筆者はすべてのエンディングを見たわけではないので、やり込んですべてのエンディングを見たいと思います。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・ファンタジーが好き

 ・あらゆるものを武器にして戦いたい

 ・ローグライクゲームをしたい

 ・ハクスラを楽しみたい

 ・「不思議」シリーズが好き

 ・一日でサクッとクリアしたい

 以上で、「The World is Your Weapon」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。

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