【レビュー】「Fire Emblem Engage(ファイアーエムブレム エンゲージ)」紋章士と共に復活した邪竜を倒そう
本記事では「Fire Emblem Engage」のレビューをします。
タイトル | Fire Emblem Engage |
ジャンル | SRPG |
対応機種 | Nintendo Switch Nintendo Switch2 |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | ノーマル・カジュアル |
クリア時間 | 35時間 |
ストーリー | ★★★★★ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
神竜の主人公は邪竜と相打ちになり眠りにつく。それから千年後、邪竜が復活するのと共に神竜も目覚める。12の指輪と邪竜を巡る戦いの火蓋が切られる、、、
といったストーリーとなっております。
本作の主人公は性別の選択が可能です。
12の指輪にはこれまでの「Fire Emblem」シリーズのキャラが宿っています。本作のオリジナルキャラにシリーズキャラの宿った指輪を装備して戦います。
シリーズキャラとオリジナルキャラの会話は随所にありますが、あくまでオリジナルキャラが主体でストーリーが進行するのでシリーズ未プレイでも楽しめます。
任意の仲間キャラ2人の会話が見られる支援会話があります。キャラの組み合わせが多くあるので支援会話だけでもボリュームがあります。
DLCで描かれる「邪竜の章」は神竜がパラレルワールドに転移し7つの腕輪を巡るストーリーが展開されます。「邪竜の章」オリジナルキャラや本編とは名前や性格が異なるキャラが登場します。
「邪竜の章」クリア後は登場したキャラの一部が仲間キャラとして本編でも使え、本編キャラとDLCキャラの支援会話も見られます。
本作オリジナルのBGMに加え過去作のアレンジBGMが多数流れました。
筆者のお気に入りのBGMは多数ありますがその中でも特に気に入っているのが「砂塵と爛漫」「ラストエンゲージ~祈りの呪文」「選択の試練」「風花の試練」です。
「砂塵と爛漫」は砂漠の戦闘マップで流れた曲で鉄琴楽器の音が心地よいです。
「ラストエンゲージ~祈りの呪文」はラスボス戦で流れる曲でオープニングテーマ「Emblem Engage!」のフレーズがラスボス戦に合うようにだんだんと盛り上がるようにされておりました。
「選択の試練」は「ファイアーエムブレム if」で流れた「if~ひとり思う~」のアレンジで「if」をイメージした戦闘マップで流れました。
「風花の試練」は「ファイアーエムブレム 風花雪月」で流れた「フレスベルグの少女」のアレンジで「風花雪月」をイメージした戦闘マップで流れました。
3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれていました。
本作の主人公の見た目は過去作と比べると奇抜ですが理由付けがされており本編で明かされます。
筆者はNintendo Switch2でプレイしており、画質の向上は実感できませんでしたが、ロードは早く感じました。
本作はシミュレーションRPGです。自分のターンと敵のターンを交互に繰り返しながら勝利条件を満たすことでステージクリアとなります。
難易度設定が可能で、味方が戦闘不能になった場合にそのまま永続的に使えなくなるか次のマップでも使えるようになるかを選択できます。
本作ではキャラに指輪または腕輪を一つ装備することができます。紋章士(過去作キャラ)が宿った12の指輪や7つの腕輪は装備することでエンゲージをすることが可能となります。
エンゲージをすると宿っているキャラの特徴に沿った技やスキルが使用可能となります。例えば、マップ全体回復や超遠距離攻撃などです。
フィールド上では何度も戦える敵が出現するのでレベル上げが可能で敵に勝てなくて詰むことがないようになっています。
拠点では任意の仲間キャラ2人の会話が見られる支援会話を見たりミニゲームをしたり装備購入や装備強化、スキル継承など様々なことが可能です。
主人公は特定の相手一人に特別な指輪を渡せますが過去作と違い恋愛的な意味はなく、信頼や友情といった意味合いです。
DLCでプレイできる「邪竜の章」は味方キャラのレベルが固定されているので、本編序盤でプレイしてもクリアできるようになっています。また、DLCで仲間になるキャラは本編で特定の敵と戦う時は会話シーンが発生することがあるので、本編序盤で「邪竜の章」をクリアするのがおすすめです。
筆者は外伝マップやDLC含めて35時間でクリアできました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ファンタジーが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・「Fire Emblem」シリーズが好き
以上で、「Fire Emblem Engage」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。