【レビュー】「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」ハサウェイの数奇な運命を目撃しよう
本記事では、様々なガンダムゲームやスパロボに参戦していたが今までアニメ化されておらず、2021年ついに劇場アニメが公開された「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のレビューをします。
タイトル | 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ |
ジャンル | アニメ映画 アクション SF ロボット |
配信媒体 | Amazonプライムビデオ Netflix など |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
本編時間 | 95分 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
シャアの反乱(機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの内容)から12年後の宇宙世紀0105年、「ブライト・ノア」の息子である主人公の「ハサウェイ・ノア」は腐敗した地球連邦政府を打倒すべく、「マフティー・ナビーユ・エリン」と名乗って連邦政府高官を暗殺していた。ある日、ハサウェイは同じシャトルに乗り合わせた「ケネス・スレッグ」と「ギギ・アンダルシア」との出会いにより運命は大きく変わることとなる、、、
といったストーリーとなっております。
主人公の「ハサウェイ・ノア」は「機動戦士ガンダム」に登場した「ブライト・ノア」の息子であり、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の12年前の出来事を描かれている「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で登場しました。
劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は小説版の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を基に制作されていますが、若干設定が異なっております。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」自体は、これまで「SDガンダム GGENERATION」シリーズ、「ガンダムVS」シリーズ、「スーパーロボット大戦」シリーズに登場していましたが、2021年までアニメ化されておりませんでした。
本作のキャラクターを演じる声優はゲーム版から一新されておりますが、どのキャラの声もプロの声優が演じておりますので安心して聞くことが出来、聞き惚れました。また、キャラの見た目も変わっておりますが、MSの見た目は大きく変わっていません。
本作は3部作のうちの一作目となっております。今後の展開から目が離せません。
「機動戦士ガンダムUC」のアニメ版は小説版では登場しなかったモビルアーマー「ネオ・ジオング」が登場したことも有り、本作も今後新たなモビルスーツやモビルアーマーが登場することや新たな展開を期待しています。
本作のBGM制作を担当しているのは「機動戦士ガンダムUC」や「機動戦士ガンダムNT」の音楽を担当した「澤野 弘之」さんとなっております。
本作のBGMは大きく分けるとテクノ調のものとオーケストラ調のものの2つでした。
また、ゲームで「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」が登場した際に使用された「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」や「レーン・エイムのテーマ」は残念ながら本作では流ませんでした。ですが、本作は3部作のうちの1作目なので、続編で流れることを期待しています。
本作の主題歌である「閃光」はロックで疾走感が有り、本作に非常にマッチした良い曲です。
余談となりますが、2021年に流行したネットミーム「連邦に反省を促すダンス」は主題歌の「閃光」を背景に偽物の「マフティー・ナビーユ・エリン」がダンスを踊るという内容で、妙に完成度が高く謎の中毒性があります。
本作はほとんどの部分が2Dの作画で描かれており、所々でMSにCGが使用されておりましたが、違和感がなく背景に溶け込めていました。
本作の作画は「機動戦士ガンダムUC」や「機動戦士ガンダムNT」と同じタッチのもので、この2作よりも更に質が上がっており、非常にクオリティの高いものでした。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・SFが好き
・ロボットアニメが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・「ガンダム」シリーズが好き
・成長した「ハサウェイ・ノア」を見たい
・「連邦に反省を促すダンス」の元ネタを知りたい
・一日でサクッと視聴したい
以上で、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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