【レビュー】「機動戦士ガンダムNT」ユニコーンガンダムを巡る争いを目撃しよう

2021年11月5日


はじめに

 本記事では2021年10月28日発売の「スーパーロボット大戦30」にてコンシューマ版スパロボ初参戦を果たした「機動戦士ガンダムNT」のレビューをします。


評価
タイトル機動戦士ガンダムNT
ジャンルアニメ映画 アクション SF ロボット
配信媒体Amazonプライムビデオ U-NEXT Netflix など
日本語吹替有り
日本語字幕有り
本編時間88分
ストーリー★★★
BGM★★★
グラフィック★★★★

ストーリー

 ラプラスの箱を巡る一連の事件「ラプラス事変」(機動戦士ガンダムUCの内容)から1年が経過した宇宙世紀0097年、実験の最中で暴走し行方知らずとなったユニコーンガンダム3号機フェネクスの捕獲をするべく、連邦軍のパイロットで主人公の「ヨナ・バシュタ」はナラティブガンダムと共にフェネクス捕獲作戦「不死鳥狩り」に参加する。一方その頃、ジオン共和国の「ゾルタン・アッカネン」もフェネクスを捕獲するべくIIネオ・ジオングを駆り出していた、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作はユニコーンガンダム3号機フェネクスを巡る物語となっており、「機動戦士ガンダムUC」の続編でもあります。そのため、「機動戦士ガンダムUC」のキャラが多数登場します。とはいえ、本作の主役は新キャラの主人公「ヨナ」や「ゾルタン」となります。

 ネットミーム「撃っちゃうんだなぁこれが!」の元ネタはこの作品を見るとわかります。

 本作は2021年10月28日発売の「スーパーロボット大戦30」に参戦しました。「ゾルタン」を見たときの「シャア」の反応など楽しめました。


BGM

 本作のBGM制作を担当しているのは「機動戦士ガンダムUC」や「ゼノブレイドクロス」の音楽を担当した「澤野 弘之」さんとなっております。

 本作のBGMは大きく分けるとテクノ調のものとオーケストラ調のものの2つでした。


グラフィック

 本作はほとんどの部分が2Dの作画で描かれており、所々でMSにCGが使用されておりましたが、違和感がなく背景に溶け込めていました。

 本作の作画は「機動戦士ガンダムUC」と同じタッチのもので、非常にクオリティの高いものでした。

 また、宇宙世紀のこれまでを振り返る場面では所々、「機動戦士Ζガンダム」「機動戦士ガンダムΖΖ」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の映像が使われておりました。

 本作は宇宙世紀0078年の「コロニー落とし」の様子が描かれておりましたが、「機動戦士ガンダム」の映像を使うのではなく、新規の作画で描かれており、「コロニー落とし」がいかに被害をもたらしたのかがわかりやすくなっております。

 ユニコーンガンダム3号機フェネクスが神々しく描かれており、不死鳥の異名も頷けるものでした。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・SFが好き

 ・ロボットアニメが好き

 ・シリアスなストーリーを楽しみたい

 ・「ガンダム」シリーズが好き

 ・サイコフレームの輝きを見たい

 ・「撃っちゃうんだなぁこれが!」の元ネタを知りたい

 ・一日でサクッと視聴したい

 以上で、「機動戦士ガンダムNT」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります。