【レビュー】Steam版「El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON」(エルシャダイ)神は言っている、ここでレビューせよと
本記事では、2021年9月2日に発売されたSteam版「エルシャダイ」こと「El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON」のレビューをします。
タイトル | El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON |
ジャンル | アクション |
対応機種 | Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | EASY |
クリア時間 | 6時間 |
ストーリー | ★★★☆☆ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★☆☆ |
あれは今から36万、いや1万4000年前だったか、天界に住む主人公「イーノック」は、神から地上界に降りた7人の堕天使を天界に連れ戻すよう頼まれる。「イーノック」は300年、地上界を捜索しついに、堕天使が「背徳の塔」に居ることを突き止める。果たして、「イーノック」は7人の堕天使たちを展開に連れ戻すことができるのか、、、
といったストーリーとなっております。
「背徳の塔」で7人の堕天使たちはそれぞれ世界観の異なる世界(ファンタジー・ファンシー・SF等)を展開しており、飽きることのない作りとなっておりました。
本作は聖書に登場する天使たち(天使ルシフェルやミカエルを始めとするアークエンジェル、アザゼルなどの堕天使)が多数登場します。他のゲームなどで名前を知っているキャラクターが大勢いたので、キャラクターたちに親近感が湧きやすかったです。
全体的にクオリティの高いBGMが流れておりました。曲調としては、オーケストラ・コーラス・オーケストラとロックを組み合わせたようなものがありました。
筆者のお気に入りのBGMは、とあるボス戦で流れる「悲壮なる叫び」という曲です。この曲は、ヴァイオリンの主旋律が心地よい曲となっており、曲名にある悲壮感のある叫びをヴァイオリンが奏でているようでした。
Steamでは、サウンドトラック入りのバンドルが発売されており、このサウンドトラックでは、MP3音源とFLAC音源(いわゆるハイレゾ音源)が収録されておりました。
3Dのトゥーン調のグラフィックとなっております。
堕天使たちによって異なる世界観で、グラフィックの質感や色合い等の変化が楽しめました。
Steam版はグラフィックの設定をすることができるので、高解像度で楽しむことができました。
基本は3人称視点の3次元方向に動けるアクションゲームで、要所によっては横スクロールアクションゲームやバイクに乗って道路を駆け抜けるアクションゲームとなりました。
3次元方向に動けるアクションゲームでは、道中は道から踏み外して落ちないようにジャンプを駆使し、戦闘時は3種類の武器を使い分けながら戦います。
本作はHUD(HPなどのステータス表示)がないという特徴があり、画面いっぱいに情景が表示されるので迫力がありました。
本作に近いゲームとしては、要所でゲーム性が変わるという点で「ニーア」シリーズが挙げられます。「ニーア」シリーズをプレイしたことのある人は、要所によってゲーム性が変わる本作をすぐに馴染むことができます。
筆者は、6時間でクリアできました。道中、道を踏み外して落下を繰り返しましたので、アクションゲームが得意な方は5時間かかるかどうかの時間でクリアできると思います。本作は、フィールドから落下してもすぐに復帰することができるので、リトライがしやすかったです。
本作は、難易度設定をすることができ、筆者はEASYでプレイしたので6時間でクリアできました。難易度は、EASY、NORMAL、クリア後にHARD、EXTRAが開放されます。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・聖書に登場する天使たちが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・アクションゲームが好き
・要所要所でゲーム性が変化するゲームが好き
・「ニーアシリーズ」が好き
・「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ問題ない」の元ネタが知りたい
・一日でサクッとクリアしたい
以上で、「El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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