【レビュー】「溶鉄のマルフーシャ」少ない給与をやり繰りしながら国境の門を守ろう
本記事では、2021年8月27日に発売された「溶鉄のマルフーシャ」のレビューをします。
タイトル | 溶鉄のマルフーシャ |
ジャンル | ハイテンポシューティング |
対応機種 | Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 無し(どの言語でもボイスなし) |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 難易度設定無し |
クリア時間 | 8時間(本作はマルチエンディングで1エンディングにつき約1時間) |
ストーリー | ★★★☆☆ |
BGM | ★★★☆☆ |
グラフィック | ★★★★☆ |
主人公の少女「マルフーシャ」はある日、国から徴兵され国境の門を守る衛兵にされてしまう。毎日の少ない給与から装備を整えて、迫りくる敵から門を守りきることができるのか、、、
といったストーリーとなっております。
本作はディストピアな世界で戦う少女たちのストーリーとなっております。
毎日、門を守り抜くと国から給与が出るのですが、様々な種類の税金が給与から控除され、手取りは支給された金額の10%にも満たない額で、かなりブラックな国で働くゲームとなっております。
拠点のラジオやテレビから見える文章の内容も闇を感じるものとなっており、ディストピアな世界であることがわかりやすい雰囲気がありました。
本作のメインモードで流れるBGMは全体的にテンポの早いBGMでした。ゲームが進むにつれて、BGMが変わるのですが、段々とテンポが上がっているように感じられ、戦闘が次第に激化していく様子を表しているようでした。
チャレンジモードで流れるBGMはメインモードで流れる曲と打って変わって、明るい雰囲気のBGMでした。
筆者のお気に入りはメインモード序盤で流れるBGMで丁度よいテンポで、心地よいBGMでした。
本作のグラフィックは2Dのドット調です。ドット数が多いので、非常に見やすいグラフィックでした。
ドットで描かれたキャラクターが可愛く、殺伐とした世界の中での癒やしでした。
どのキャラも可愛いグラフィックですが、特に筆者が気に入っているキャラは主人公の上司である「ライカ」です。
全体的によく作り込まれたドット絵なので見ごたえがありました。
次々と迫りくる敵を倒して門を守り抜くタワーディフェンスゲームかつシューティングゲームです。
プレイヤーは主人公を操作することができ、任意の方向に銃撃をすることができます。
本作は、100日(ターン)門を守り抜くとゲームクリアとなります。
1日毎に給与が振り込まれ、その後に3枚あるカードの中から1枚を選んで、強化をすることができます。強化にはお金がかかります。
強化には主人公の武器変更(デフォルトでハンドガン、カードからはサブマシンガン・アサルトライフル・ショットガン・機関銃・スナイパーライフル・グレネードランチャー及びその上位種が出現する)、ステータスの強化(攻撃力・連射力・弾丸速度・集弾性能・マガジン容量・リロード速度)、仲間を1人雇うこと等があります。
仲間は自動で敵を攻撃してくれます。また、仲間の種類によって使う武器が変わります。
序盤は給与がカツカツで強化しにくいですが、中盤以降になると給与が上がり、色々強化できるようになります。
ステータスを強化していくと目に見えて自キャラが強くなっているのがわかり、敵を殲滅する爽快感を楽しむことができます。
筆者のおすすめの武器はサブマシンガンです。サブマシンガンはマガジン容量がそこそこ多くリロードが早いので、ステータスをある程度強化した中盤以降ではずっと撃ち続けることができ楽しいです。
筆者は、8時間でクリアできました。
本作はマルチエンディングが採用されており、雇用する仲間によってエンディングが変化します。
1つのエンディングまでおよそ1時間ほどでした。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ディストピアな世界が好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・シューティングが好き
・タワーディフェンスが好き
・ドット絵が好き
・美少女を眺めながらゲームがしたい
・一日でサクッとクリアしたい
以上で、「溶鉄のマルフーシャ」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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