【レビュー】「ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~」錬金術を駆使してはぐれた相棒を探そう
本記事ではアトリエの「不思議」シリーズ4作目である「ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~」のレビューをします。
タイトル | ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~ |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | EASY |
クリア時間 | 33時間 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★☆ |
錬金術士の「ソフィー」は相棒の「プラフタ」と共に旅をしている最中、不思議な大樹を見つける。大樹に近づくと謎の渦が現れ、2人は渦に飲まれてしまう。目を覚ました「ソフィー」は「プラフタ」とはぐれたことに気づき周囲を探すが見つからない。そんなときに出会った人から、ここは夢幻世界「エルゲ=ヴィーケ」で過去・現在・未来の様々な時代から来た人々が自身の夢を叶える準備をすべく日々を過ごしていると聞く。そして「ソフィー」は「プラフタ」を見つけられたと思ったら、過去の時代から来た「プラフタ」だった。果たして、「ソフィー」は同じ時代から来た「プラフタ」を見つけることができるのだろうか、、、
といったストーリーとなっております。
本作ではこれまでに登場したキャラの過去の姿や関係者が多数登場します。それらのキャラとソフィーの交流を見るのが楽しめました。特にソフィーとラミゼルの交流が楽しかったです。
本作はアトリエの「不思議」シリーズの4作目となります。時系列としては「不思議」シリーズ1作目の「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」とシリーズ2作目の「フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~」の間となります。
本作は殆どの楽曲がケルト調とロックな音楽で構成されています。
筆者のお気に入りのBGMは「どこかの隙間で」と「蒼穹を穿つ」です。
「どこかの隙間で」は拠点となる街で流れ、ケルト音楽と柔らかい印象のコーラスで構成されており、耳障りが良いBGMとなっております。
「蒼穹を穿つ」は一部のボス戦で流れ、ロックな音楽で盛り上がる部分とそうでないでない部分が交互に繰り返され戦闘の局面の変化を表しているようで、強敵との戦闘を楽しめるBGMです。
本作では「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」で流れたBGMのアレンジ版も流れ、一度聞いただけで懐かしくなれる良いアレンジでした。
本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれています。
一部のキャラはキャラ同士の関連性が見られるようなデザインの衣装を纏っており、服を眺めるのが楽しかったです。
本作は採集や戦闘で入手した素材を錬成して戦うコマンド型のRPGです。
敵を倒すと経験値・お金・素材を入手することができ、経験値は一定に達するとレベルが上がり、各ステータスが上昇し、素材は錬金術に使用します。お金は素材の購入や錬金術で作成したアイテムの複製に使用します。
本作を進めるにあたって欠かせないのは錬金術です。錬金術の用途は様々で、これまで行けなかった場所に錬金術で作成したアイテムで行く、各キャラとのイベント進行に錬金術を用いる、依頼を受けてアイテムを錬成する、錬金術で作成したアイテムを売る、錬金術で武器や防具を作成する、錬金術で作成したアイテムでモンスターと戦闘をするなどです。
錬金術でアイテムを錬成すると、経験値が手に入り一定数値に達すると錬金術レベルが上がります。
錬金術は奥が深く、同じアイテムを錬成する場合でも、使用する素材の品質や特性次第で大きく性能が変わります。
本作ではソフィーとプラフタの2人で錬金術を使用します。2人が錬成できるアイテムは一部異なります。それぞれのキャラごとに錬金術レベルが設定されており、初期はソフィーのほうがレベルが上で、ストーリー上の実力差を感じることができました。
筆者は全キャラレベルカンスト、友好度マックスを達成して33時間でストーリーをクリアできました。
ストーリーのみを進める場合は25時間ほどでクリアできるのではないかと思います。
ゲームクリア後はクリアデータをセーブすることができ、クリアデータをロードすると、エンディングの直前から再開するか、一部データを引き継いではじめからスタートすることができます。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ファンタジーが好き
・採集や戦闘で入手した素材を用いて様々なアイテムを作りたい
・「アトリエ」シリーズが好き
・じっくりと楽しみたい
以上で、「ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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