【レビュー】「DYSMANTLE(ディスマントル)」クリーチャーが徘徊する島から脱出しよう


はじめに

 本記事では何でも破壊できるストレスフリーなオープンワールドサバイバルゲーム「DYSMANTLE(ディスマントル )」のレビューをします。


評価
タイトルDYSMANTLE(ディスマントル )
ジャンルオープンワールド アクションRPG
対応機種Xbox Series X|S
Xbox One
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替無し
日本語字幕有り
プレイした難易度難易度設定無し
クリア時間25時間
ストーリー★★★☆☆
BGM★★★☆☆
グラフィック★★★☆☆

ストーリー

 食料が尽きて地下シェルターから地上に出た主人公は周りに人間の姿はなくクリーチャーが徘徊していることを確認する。そこで、主人公は自分のいる島から脱出することを決意し島の探索を開始する、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作の世界観はいわゆるポストアポカリプスな世界で、島中に転倒した車両や崩壊した家があり、文明の崩壊が伺えます。

 本作の舞台はクリーチャー(人間や動物がゾンビのようになった姿)が徘徊する島です。島の端から端まで探索することができます。

 島中にあるラジオや石碑からかつて島に何があったかを断片的に知ることができます。


BGM

 本作はイベントシーンやボス戦などの一部を除きBGMは基本的に流れません。BGMが流れないことによって周囲に人がいなく文明が崩壊していることを感じられる雰囲気があります。

 また、BGMが流れないからといって無音ではなく、クリーチャーの呻き声や草木の揺れる音などの環境音が流れています。


グラフィック

 本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで構成されています。

 本作のロード画面では世界観がわかる一枚絵が表示され、ゲームの没入感を高めました。


ゲームシステム

 本作は見下ろし視点型のオープンワールド・サバイバルアクションゲームです。

 本作はクエストに必要なものを除いたほとんどのオブジェクトを破壊することができます。ゲーム開始時は木の柵は破壊できても木を破壊することはできません。ですが、オブジェクトを破壊して得られる資源で武器の作成及び強化を繰り返すことで木を破壊することや家の壁、車すら破壊できるようになり、最終的には家そのものを跡形もなく破壊できます。

 進路を塞ぐ障害物を破壊しながら突き進むのは爽快感があり楽しいです。

 本作の武器には基本的に耐久度や使用回数の制限はなく、一度作成した武器は永久に使うことができます。ただ、投げナイフや手榴弾といった一部の武器は使用回数に制限がありますが、キャンプで休むことによって使用できる回数が回復し、いちいち作成をするといった手間は有りません。

 オブジェクトの破壊、入手した資源をインベントリから倉庫に収納、クリーチャーの撃破等で経験値を得られ、一定数値に達するとレベルアップをし、ランダムに選ばれた3種類のスキルから一つを得ることができます。

 スキルには取得経験値の増加、HPの増加、攻撃速度アップ、釣り速度アップ、作物の成長速度アップなどがあります。

 サバイバルゲームにありがちな食事と睡眠の要素は本作にもありますが、どちらも強制的に取る必要はなくストレスフリーな作りとなっております。

 本作には空腹度といった概念が有りませんので、食事はしてもしなくても問題有りません。ただ、食事をすることで体力の回復や一種類の料理につき一度のみですが永続的なステータス上昇効果が得られますので、食事をしたほうが強くなれます。

 本作には疲労度の概念が有りませんので、睡眠をしなくても問題有りません。睡眠を取ると一時的なステータスバフを得ることができます。

 ゲーム内に実績が導入されており、実績を満たすと経験値が得られます。


クリア時間

 筆者は島の殆どを探索して25時間でクリアできました。

 寄り道をしなければ、十数時間でクリアできると思いますが、本作の醍醐味はオブジェクトの破壊と探索です。

 最終バトルをこなすと最強武器を作ることができ、ほとんどのオブジェクトが破壊できるうえ、複数のオブジェクトに同時攻撃ができ、破壊の効率が上がり破壊の楽しみが増した結果、ゲームをクリアしても長時間楽しむことができています。

 今後配信されるDLCが待ち遠しいです。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・ポストアポカリプスな世界観が好き

 ・オブジェクトの破壊を楽しみたい

 ・サバイバルゲームが好き

 ・サンドボックスゲームで整地するのが好きだった

 ・やりこみがしたい

 以上で、「DYSMANTLE(ディスマントル )」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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