【レビュー】「Horizon Forbidden West(ホライゾン フォビドゥン ウェスト)」新たなる世界の危機を救うためにアメリカ西部を探索しよう

　本記事では「Horizon Zero Dawn」の続編である「Horizon Forbidden West(ホライゾン フォビドゥン ウェスト)」のレビューをします。

　AI「ハデス」による世界壊滅の危機を救った主人公「アーロイ」は世界に新たな危機が迫っていることを察知した。この危機を解決するため、テラフォーミングシステム「ガイア」のバックアップを探して、禁じられた西部へと旅立つこととなる、、、

　といったストーリーとなっております。

　本作の舞台は文明が崩壊し機械獣が闊歩する1000年後のアメリカ大陸西部が舞台となっております。ちなみに、前作「Horizon Zero Dawn」はアメリカ大陸東部が舞台でした。

　本作では前作のキャラも多数登場します。また、前作で明かされなかった伏線や疑問点が多数回収されました。

　本作ではアーロイに真の仲間ができます。前作でも仲間はいましたが、世界の真実を知っている仲間はいませんでした。ですが、今作では世界の真実を知り、共に世界の危機に立ち向かう仲間ができます。

　前作のストーリーも面白かったですが、本作は前作以上に面白く感じました。

　本作の終盤では続編に繋がる伏線も張り巡らされ、続編をプレイするのが楽しみです。

　本作は前作に引き続きオーケストラのBGMで構成されています。

　筆者のお気に入りの曲は前作でも使われ、エンディングなどで流れた「Aloy’s Theme」です。文明が後退した世界観を表すかのような儚げな旋律が好きです。

　本作はフォトリアル調の3Dグラフィックで描かれています。高精細に描かれたグラフィックの質は非常に高いです。

　前作同様、本作で新登場した機械獣もグラフィックは細かく描き込まれており、数十年後には現実で存在していそうなほどリアリティがあります。

　本作は前作以上にロケーションのバリエーションが豊かになっており、マップ探索が楽しくなっております。

　本作はストーリーを進めると空を飛べるようになるので、上空から眺める景色は格別でした。

　筆者のお気に入りのロケーションはラスベガスとサンフランシスコです。

　前作と同様に本作はオープンワールドのアクションRPGです。敵を倒したり、クエストをクリアすると経験値が手に入り一定値に達するとレベルが上がりHPの最大値の増加やスキルポイントが増えます。スキルポイントを使用することで戦闘や探索で有用なスキルを取得できます。

　また、前作からアクションの幅が広がり、マップ探索の楽しさが向上しました。本作では水中に潜ったり、高所から地上に向かって滑空することができます。そして、ストーリーを進めると空を自由に飛ぶことができるようになります。これにより、探索の自由度が増してストレスフリーになると同時に楽しさが倍増しました。

　「Horizon」シリーズの醍醐味は機械獣との戦いです。機械獣には弱点となる部位が複数存在しており、弱点を攻撃することで部位破壊をし弱体化することができるほか、攻撃する部位次第では一撃で仕留めることができます。

　本作は難易度を細かく設定することができるので、アクションが苦手でも楽しめるだけでなく、高難易度のアクションを楽しむことも可能です。

　筆者はほとんど寄り道をせずに16時間でストーリーをクリアできました。先が気になるストーリー展開の連続で、ストーリーをクリアするまで寄り道をする気になりませんでした。これからは、色んな場所を探索したいです。ちなみに、ストーリークリア時点のマップ探索度は全体の1/3程度です。

　前作はストーリーをクリアすると、ストーリークリア前の時間軸に戻りますが、本作は戻りませんので、注意が必要です(ストーリーをクリアすると聞けない会話があるため)。

　本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

　・ポストアポカリプスが好き

　・シリアスなストーリーを楽しみたい

　・機械との戦闘を楽しみたい

　・「アサシンクリード」シリーズ、「モンスターハンター ワールド」が好き

　・オープンワールドゲームが好き

　以上で、「Horizon Forbidden West」のレビューを終了致します。

　最後までお読みいただきありがとうございました。

　もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。