【レビュー】「すばらしきこのせかい -Final Remix-」死神ゲームをクリアして生き返ろう

2021年9月15日


はじめに

本記事では、「キングダムハーツ」・「ファイナルファンタジーシリーズ」の制作スタッフが開発した「すばらしきこのせかい -Final Remix-」のレビューをします。


評価
タイトルすばらしきこのせかい -Final Remix-
ジャンルアクションRPG
対応機種Nintendo Switch
日本語吹替有り
日本語字幕有り
プレイした難易度イージー
クリア時間12時間( Final Remix版で追加されたストーリー含めると15時間)
ストーリー★★★☆
BGM★★★★★
グラフィック★★★★★

ストーリー

 渋谷のスクランブル交差点で目覚めた主人公の「ネク」は、名前以外の記憶を失っていた。「ノイズ」という化け物に襲われた「ネク」は「シキ」という少女と契約をして「ノイズ」を倒す。そして、「シキ」から自分たちは「死神ゲーム」に参加しており、出題されるミッションをクリアして7日間生き残らなければならないと告げられる、、、

 といったストーリーとなっております。

 舞台設定としては、十数年前のガラケーが流行していた時代の渋谷です。

 この作品は2021年にアニメ化され、アニメ版の舞台はスマホが流行している現代の渋谷です。

 筆者がプレイしたFinal Remix版では、本編のクリア後に後日談となるストーリーが追加されており、2021年7月27日発売の「新すばらしきこのせかい」に繋がるストーリーとなっております。


BGM

 BGMのほとんどがボーカル入りで、曲調はラップを想起させるものとなっております。

 筆者のお気に入りのBGMはオープニングで流れ、多数のアレンジ版が随所で流れる「Twister」という曲がお気に入りです。かなり独特な曲となっており、耳に残りやすく、メニュー画面や戦闘時にアレンジ版が流れるので、次第と引き込まれていきます。

 余談ですが、アニメ版ではゲームで使用されたBGMが多数流れ、オープニング曲は「Twister」のアニメアレンジ版でした。

 続編の「新すばらしきこのせかい」では本作のBGMが多数アレンジされて流れております。


グラフィック

 2Dのコミカルなグラフィックとなっており、質の高いものでした。


ゲームシステム

 プレイヤーは様々な効果のある「バッジ」を最大6個まで装着して戦います。「バッジ」ごとに定められた行動(プレイヤー・敵・障害物・空間のいずれかをタップ・ドラッグ・ホールド・スラッシュする)をすると効果を発揮し攻撃などを行います。「バッジ」は300種類以上あり様々な組み合わせを行えます。

 本作は、RPGとなっており、敵を倒すと経験値を獲得し一定以上に達するとレベルアップし各ステータスが上がります。

 本作は、メニュー画面でいつでも難易度の切り替えが可能となっており、難易度によって敵の強さ・獲得経験値・獲得できるアイテムが変わります。

 筆者は基本的にイージーで進め、必要なアイテムに応じて難易度を変更しながらクリアしました。


クリア時間

 筆者は、本編を12時間でクリアし、追加ストーリー部分は3時間の合計15時間でクリアしました。筆者はすべての「バッジ」を獲得したわけでは有りませんので、コンプリートしようとするとかなりやり込むことが可能です。

 本編をクリアするとチャプターセレクト機能が解禁されるので、やり込む方は本編をクリアしてからが良いかもしれません。

 ストーリーが面白くて引き込まれていき、気付いたらクリアしていました。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・現代or近代の世界観が好き

 ・渋谷が好き

 ・コミカルなグラフィックが好き

 ・2DアクションRPGが好き

 ・「キングダムハーツ」、「ファイナルファンタジー」が好き

 ・一日でサクッとクリアしたい

 ・良質なBGMを楽しみたい

 ・サイキックバトルを楽しみたい

 以上で、「すばらしきこのせかい -Final Remix-」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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