【レビュー】「Stray(ストレイ)」猫になってサイバーパンクな街を冒険しよう

　本記事では猫になってサイバーパンクな街を冒険するゲーム「Stray」のレビューをします。

　人間が絶滅した未来、主人公の猫は緑が生い茂る高所から落下して人型ロボットが住まう街へと迷い込んでしまう。猫は街で一体のドローン「B-12」と出会い、もともといた場所へ戻るべく街を冒険する、、、

　といったストーリーとなっております。

　本作の主人公は一匹の普通の猫です(話したり超能力を使ったりということはありません)。

　郊外などで「ZURK」と呼ばれる化け物に襲われることがあります。

　ドローンは記憶を失っており、街を探索しているときに見つかる「思い出す」というコマンドを使用すると記憶を思い出し、世界観が掘り下げられる話を聴けます。

　ストーリーを進めていくことで、なぜ街に人間がおらず人型ロボットのみがいるのか、「ZURK」の正体がわかります。

　猫は人型ロボットと会話できませんが、ドローンは人型ロボットと会話することができます。

　場面にあった比較的落ち着いたBGMが流れました。

　探索エリアで調べ物がまだあるときはBGMが鳴り、全て調べ終わったらBGMが止んだりとゲームプレイの手助けとなりました。

　猫を操作しているときに任意のタイミングで鳴くことができます。

　本作はフォトリアル調の3Dグラフィックで描かれています。

　猫が主人公なゲームなので、猫のグラフィックが作り込まれておりもふもふしたくなる毛並みで終始癒やされます。

　人型ロボットは頭部がブラウン管のモニターのようなものになっており、独特なグラフィックをしておりました。

　街並みに書かれている文字は造語と思われるものから英語もありました。本作にはある企業が登場しますが企業名は「neco corporation」と日本語を意識したものと思われる要素もありました。

　本作はアドベンチャーゲームです。

　ジャンプを駆使して移動したり、調べ物や謎解きをしてアイテムを手に入れ先へと進みます。

　ソファやカーペットなどで爪とぎをすることができます。場所によっては爪とぎをすることで新たな道を切り開けます。

　中盤以降ではステルスパートが有り、敵に見つからないように進みます。敵に見つかったときは隠れることで敵の警戒を解くことができます。「メタルギアソリッド」シリーズのオマージュと思われるものがあり、ダンボールの中に隠れることができます。

　筆者は道中謎解きを悩みながら4時間でクリアできました。

　PS版のトロフィーの項目に2時間以内にクリアするというものが有りましたので、早い人は2時間以内にクリアできると思います。

　本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

　・猫が好き

　・サイバーパンクやポストアポカリプスな街並みが好き

　・一日でサクッとクリアしたい

　以上で、「Stray」のレビューを終了致します。

　最後までお読みいただきありがとうございました。

　もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。