【レビュー】「ロックマンエグゼ3(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1)」復活した WWWの企みを阻止しよう


はじめに

 本記事では「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1」に収録されているナンバリング3作目「ロックマンエグゼ3」のレビューをします。


評価
タイトルロックマンエグゼ3(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1)
ジャンルデータアクションRPG
対応機種PlayStation 5
PlayStation 4
Nintendo Switch
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替無し(どの言語でもボイスなし)
日本語字幕有り
プレイした難易度難易度設定無し(通常攻撃の威力を大幅に上昇する設定あり)
クリア時間10時間
ストーリー★★★☆☆
BGM★★★★☆
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 主人公「光 熱斗(ひかり ねっと)」とそのナビ「ロックマン」たちがネットマフィア「ゴスペル」を壊滅してから幾ばくかが過ぎたころ、平穏な学校生活を送っていたところ、最強のネットバトラーを決める大会「N1グランプリ」に参加することになり各地を巡っていたところ、復活したネット犯罪組織「WWW(ワールドスリー)」の陰謀に巻き込まれることとなる、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作は「ロックマンエグゼ」シリーズのナンバリング3作目です。他の「ロックマン」シリーズとは異なる世界観で描かれております。ただ、他のシリーズと同様に名前と見た目が似ているキャラは登場します。

 前作「ロックマンエグゼ2」から幾ばくか過ぎた時系列でストーリーが進行し、ナンバリング1,2作目で登場した場所やキャラの多くが続投します。

 本作に登場する敵組織はナンバリング1作目で主人公たちが潰した「WWW」が復活したものです。

 これまでのナンバリングで明かされなかった過去の出来事が今作で明かされます。

 本シリーズは「光 熱斗」と「ロックマン」のダブル主人公でストーリーが進行し、「光 熱斗」が過ごす現実世界と「ロックマン」をはじめとするネットナビが活動する電脳世界が舞台となっており、両者は密接に繋がっています。現実世界で何か問題が起こると電脳世界でも問題が起こり、その逆も然りです。

 電脳世界では様々な問題の原因となるウイルスが存在しており、「ネットナビ」は「PET」所有者のオペレーティングを受けることで優位にウイルスバスティングができます。

シリーズ2作目「ロックマンエグゼ2(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1)」のレビューを下記リンクにしています。


BGM

 電子音によるBGMが流れます。

 電子音による音楽が世界観と非常にマッチしております。

 前作で登場した場所などでは前作のBGMが流れました。

 本作でお気に入りのBGMは「FINAL TRANSMISSION」です。ラストダンジョン及びラスボス戦で流れ、これまでに流れた曲のフレーズも使われており最後にふさわしい曲です。

 「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」ではミュージックプレイヤーが内蔵されており、好きな曲を聴くことが可能です。


グラフィック

 本作は2Dのドット調のグラフィックで描かれています。

 前作で登場した場所は前作と同じ配置のものもあれば、前作から大幅に変化しているものもあります。

 「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」では高画質化フィルターが搭載されており、滑らかな描画でプレイが可能です。設定画面でON/OFFの切り替えが可能です。


ゲームシステム

 本作は独特なアクションRPGです。

 戦闘時は「カスタム画面」と「アクション画面」の2つのフェイズを勝利するまで交互に繰り返して行います。

 「カスタム画面」ではロックマンが使用可能な「バトルチップ」を選択します。「バトルチップ」は技のようなもので、攻撃できるものや回復できるものなどがあります。「バトルチップ」は組み合わせ次第で「プログラムアドバンス」というシステムが発動し強力な効果を持った「バトルチップ」に変化します。

 本作で使用できるバトルチップは前作から続投したものもあれば、本作初登場のものもあり更に戦術性が増しました。

 「アクション画面」では縦3×横6マスの範囲にて「バトルチップ」や連射・チャージ可能な通常攻撃「ロックバスター」で戦闘を行います。左側の3×3マスが自エリア、右側の3×3マスが敵エリアとなり、「バトルチップ」次第で移動可能なマスが変化します。

 電脳世界ではHPメモリを入手することができ、ロックマンのHPを増加することができます。

 前作で初登場したシステム「スタイルチェンジ」は本作でも使用可能です。これはプレイヤーの戦い方を分析し、その戦い方に合わせてロックマンの見た目と能力を変化させるというシステムです。「スタイルチェンジ」が行われるとランダムに設定された属性の戦い方に応じたスタイルに変化します。筆者はアクアシールドスタイルにチェンジして戦いました。

 本作では新たなシステムとして「ナビカスタマイザー」が登場します。これは4×4マス(最終的に5×5マスに増加)のメモリMAPにナビカスプログラムを配置してロックマンの能力を自由にカスタマイズするというもので、ロックバスターの威力・連射速度・チャージ速度を増加させるものから特定属性の敵とのエンカウント率を増加させるものや弱い敵と遭遇しなくなるようにするものなど多種多様です。

 「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」では「バスターMAXモード」が搭載されており、「ロックバスター」の威力を通常の100倍にすることが可能です。バスターUPでロックバスターの威力を上げれば「バスターMAXモード」有効時の威力も増加します。このモードは設定画面でいつでもON/OFFの切り替えが可能です。


クリア時間

 筆者は「バスターMAXモード」をONにして10時間でストーリーをクリアできました。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・SFが好き

 ・独特な世界観のストーリーを楽しみたい

 ・「ロックマン」シリーズが好き

 ・一日でサクッとクリアしたい

 以上で、「ロックマンエグゼ3(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1)」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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