【レビュー】「世界樹の迷宮 HD REMASTER」地下深くまで続く巨大な迷宮を探索しよう

2023年6月21日


はじめに

 本記事ではダンジョンRPG「世界樹の迷宮 HD REMASTER」のレビューをします。


評価
タイトル世界樹の迷宮 HD REMASTER
ジャンル3DダンジョンRPG
対応機種Nintendo Switch
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替無し(どの言語でもボイスなし)
日本語字幕有り
プレイした難易度PICNIC
クリア時間10.5時間
ストーリー★★★☆
BGM
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 エトリアという街の外れに巨大な大地の裂け目が発見される。この裂け目は地下深くまで続く樹海の迷宮で「世界樹の迷宮」と呼ばれることとなる。この迷宮には莫大な財宝が眠っており、冒険者が各地から続々と訪れることとなる。その中にはプレイヤーも含まれており、プレイヤーは迷宮で何を見出すのか。富、名声、権威あるいは迷宮の真実か、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作はニンテンドーDSで発売された「世界樹の迷宮」のリマスター版でストーリーは同じとなります。

 迷宮を深く潜っていくにつれて、迷宮に眠る真実を知ることができます。終盤で明かされる真実には驚きました。

 筆者の好きな世界観のゲームでした。

ナンバリング2作目「世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯 HD REMASTER」と3作目「世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 HD REMASTER」のレビューを下記リンクにしています。


BGM

 オリジナル版と同様にDS音源の電子音が特徴的な音楽が流れていました。

 筆者のお気に入りの曲は「鉄華 討ち果て朽ち果て」と「迷宮V 〇〇〇〇〇〇〇(ネタバレ回避のため曲名の一部は伏字)」です。

 「鉄華 討ち果て朽ち果て」はストーリー後半以降の通常戦闘で流れる曲で、サビのメロディを何度も繰り返すのが特徴的な速いテンポの曲で先頭のテンションが上がります。

 「迷宮V 〇〇〇〇〇〇〇」はストーリー終盤で訪れる階層で流れる曲で、階層の特徴と合致した曲調です。この階層で明かされる真実と相まって印象的な曲でした。


グラフィック

 ダンジョン内は3D、キャラクターなどは2Dのトゥーン調のグラフィックで描かれています。

 ダンジョンは階層ごとに異なるデザインで描かれており、新しい階層に行くごとにワクワク感を楽しめました。

 特に終盤で訪れた階層は景色を見た瞬間、テンションが上がりました。


ゲームシステム

 本作はダンジョンRPGです。

 5人パーティで戦うことができ、ゲーム開始時にキャラの名前・見た目・職業を選択することができ、最大で30人までキャラメイクができます。キャラメイクをする際に資金が必要になることはありませんので、気軽にできます。

 また、一度キャラメイクしたキャラでも、名前や見た目を再設定することができます。

 敵を倒すと経験値を獲得でき、一定値に達するとレベルアップし、ステータスが上昇するほかスキルポイントを入手できます。スキルポイントを使用することでジョブごとに定められたスキルを獲得することができます。

 ダンジョン内の地図はプレイヤー自身の手で埋めていくことで自分だけの地図を完成させることができます。

 本作ではオートマッピング機能を使用することができ、使用すると移動したことのある場所のみ自動でマッピングされます。階段や宝箱などの場所は自動マッピングされないので自分でマッピングする必要があります。迷宮の構造を少しずつ明らかにできるマッピングが楽しかったです。

 本作は街と迷宮を行き来します。街ではクエストの受注やアイテムの購入や売却ができます。迷宮で入手できるアイテムを売却することで新しく購入できるようになるアイテムが増えます。

 ストーリークリア後はそのまま続けるか、データを引き継いで新しく始めることが可能です。クリア後に行けるようになる階層やクエストがあります。


クリア時間

 筆者は難易度「PICNIC」で10.5時間でストーリーをクリアできました。

 ストーリークリア後に行ける階層があるので、これからじっくりと攻略していきたいです。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・ファンタジーが好き

 ・探索を楽しみたい

 ・マップを埋めるのが好き

 ・「世界樹の迷宮」シリーズが好き

 以上で、「世界樹の迷宮 HD REMASTER」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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