【レビュー】「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」闇から真実を照らす覚悟をしよう

2022年3月5日


はじめに

 本記事では「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」に収録されている「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」のレビューをします。


評価
タイトル大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
ジャンルアドベンチャー
対応機種PlayStation 5
PlayStation 4
Nintendo Switch
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替有り(ボイスは一部収録)
日本語字幕有り
プレイした難易度難易度設定無し(救済措置有り)
クリア時間26時間
ストーリー★★★★★
BGM★★★★★
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 イギリスに留学してから半年、主人公「成歩堂龍ノ介」はある事件の弁護をきっかけにイギリスの闇を知ることになる。その闇に真実の光を照らすために覚悟を決めることとなる、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作は「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」の続編となっております。舞台は前作から引き続きイギリス、時系列としては前作から数ヶ月後となります。

 本作では前作で張り巡らされたすべての謎が解き明かされます。

 前作から引き続きあの「シャーロック・ホームズ」や「夏目漱石」といった有名人が登場します。

 前作からの登場人物が多く続投するとともに多くの個性的な人物たちが登場します。

 本作はきれいに物語を終えたので晴れやかな気分になりました。

 もし続編が発売されたら、是非プレイしたいなと思いました。


BGM

 前作から引き続き本作でも弦楽器が中心のオーケストラで構成された楽曲が流れました。

 前作でも使用された多くの楽曲が本作でも使われるとともに多数の新曲が流れました。

 筆者のお気に入りの曲は前作でも流れた「成歩堂龍ノ介 ~異議あり!」と「追求 ~大逆転のとき」です。不利な状況から有利な状況になったときに流れる楽曲なだけあって勇ましい雰囲気の曲となっており、力が湧いてきます。

 そして、今作で流れた曲の中で一番お気に入りの曲は「大追求 ~成歩堂龍ノ介の覺悟」です。この曲は「成歩堂龍ノ介 ~異議あり!」と「追求 ~大逆転のとき」のフレーズが使用された曲で、最終話のここ一番というシーンで使われた曲なこともあり、勇ましさに磨きがかかっている神曲です。


グラフィック

 前作から引き続き3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれております。


ゲームシステム

 本作はアドベンチャー式のゲームとなっております。

 探偵パートで怪しい箇所を調べて入手した証拠品を用いて、法廷パートで証拠品を駆使して証言の矛盾している部分を指摘して真実を引き出していきます。

 最初は謎に満ちた事件でも、矛盾点を指摘していくうちに事件の真相へとたどり着きます。事件の真相が別の事件にも深いつながりがあったりと、驚きの展開が有り、すべての謎を解いたときは爽快感があります。

 前作から引き続き「大逆転裁判」シリーズのみの要素として「論理と推理の実験劇場」というものがあります。これは、「シャーロック・ホームズ」の推理を聞いて推理の誤った部分を正すというもので、対象をよく観察することで正しい答えを導き出せます。筆者はこの要素の演出が特にお気に入りです。

 謎解きが苦手でも本作をクリアできる救済措置として「ストーリーモード」が実装されており、いつでも有効化することができます。


クリア時間

 筆者は26時間でクリアできました。

 前作の謎が全て解かれるだけあって、前作よりもボリュームが有りました。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・謎解きが好き

 ・ミステリアスなストーリーを楽しみたい

 ・スチームパンクな世界観が好き

 ・シャーロック・ホームズが好き

 ・「逆転裁判」シリーズが好き

 ・裁判モノが好き

 以上で、「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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