【レビュー】「CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION(クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン)」夢と誇りの物語を目撃しよう
本記事では「CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII–」のリマスター版である「CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION」のレビューをします。
タイトル | CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION |
ジャンル | アクションRPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Xbox Series X|S Xbox One Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | NORMAL MODE |
クリア時間 | 19.5時間 |
ストーリー | ★★★★★ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
世界各地に影響力を持ち強大な軍事力を有する企業「神羅カンパニー」にて、高い戦闘能力を持つ兵士で構成された組織「ソルジャー」に所属する主人公の「ザックス・フェア」はある日、「ソルジャー大量失踪事件」の捜査をすることになる。その果てで、夢と誇りと共にバスターソードはやがて世界を救うこととなる少年へと受け継がれる、、、
といったストーリーとなっております。
本作は「FINAL FANTASY VII(FF7)」の前日譚である「CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII–(CCFF7)」のリマスター版となります。
本作では「FF7」の7年前の出来事が描かれております。そのため、「FF7」のキャラや場所が多数登場します。
夢と誇りと共にバスターソードは師匠である「アンジール」から主人公の「ザックス」そして「FF7」の主人公である「クラウド」へと受け継がれてゆく物語が展開されます。
本作は「FINAL FANTASY VII REMAKE」のように原作と違う物語が展開されることはありません。あくまでも、「CCFF7」のリマスター版でストーリー展開が変わることはありません。
全体的にロックなBGMが流れることが多かったです。また、「FF7」で流れた曲のアレンジ版が多く流れました。
筆者のお気に入りのBGMは複数あり、一つ目は「ファーストミッション(FFVII『オープニング~爆破ミッション』より)」です。この曲は「FF7」で流れた「オープニング~爆破ミッション」のアレンジ曲で、原曲よりもテンポの高い曲となっております。どちらの曲もゲーム序盤で流れるBGMです。
2つ目は、「世に仇なす者(FFVII『片翼の天使』より)」です。この曲は「FF7」で流れた「片翼の天使」のアレンジ曲で、原曲の前奏部分がカットされておりクライマックス感が高いアレンジとなっております。どちらの曲もある登場人物と関係がある場面で流れます。
3つ目は、「ソルジャーの闘い」です。この曲はタイトル画面で流れる「Theme of CRISIS CORE『継承』」の旋律が使われており、前奏の打楽器の音が心地よいロックな曲です。とあるボス戦で流れます。
本作は3Dのフォトリアル調のグラフィックで描かれています。
「CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII–」からグラフィックが刷新されており、「FINAL FANTASY VII REMAKE」と同等のグラフィックになっています。
そのため、本作と「FINAL FANTASY VII REMAKE」で7年の月日の流れをグラフィックから感じ取ることができます。キャラクターの見た目の変化やロケーションの変化が楽しめるため、両作品をプレイするのがおすすめです。
本作はアクションRPGです。
本作最大の特徴として戦闘中にスロットが回ります。このスロットは絵柄と数字が独立した6レーンとなっており、絵柄や数字が揃うと様々なバフや強力な技が使えるようになります。
また、敵を倒してもレベルアップはせず、一定数の経験値に達してスロットで777が出た際にレベルが上がります。
主人公には最大で6つのマテリアと最大4つのアクセサリーを装備できます。
マテリアを装備すると使用できる技や魔法が増えるだけでなく、ステータスも増加します。
アクセサリーは種類が豊富でステータスをアップできるものから状態異常を防ぐものや各種上限アップできるものなどがあります。
本作はマテリアを合成することができ、合成すると強力な技や魔法が使えるマテリアを作り出すことができるだけでなく、ステータスを大きくアップすることができます。
マテリア合成により戦闘の難易度を大きく変えることが可能です。マテリアを装備することでステータスを100%以上アップさせることも容易だからです。
セーブポイントではミッションを受注することができ、受注すると直ちにエリア移動をしてミッションが開始し指定された敵を倒すとクリアとなります。ミッションでは強力なマテリアやアクセサリーを入手することができるので、ストーリーで苦戦した際はミッションを進めることをおすすめします。
また、ミッションは膨大な数がありやりごたえがあります。
筆者はミッションを50%ほどクリアして19.5時間でストーリーをクリアできました。
クリア後のセーブデータをロードするとつよくてニューゲームをすることが可能です。クリア前の状態に戻ることはできませんので、クリア前はセーブをすることを推奨します。
クリア後、筆者はクリア前のデータをロードして更に13時間ほどやり込んでミッション全クリア、源氏装備コンプリート、レベル90超えをしました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・SF要素のあるファンタジーが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・「FINAL FANTASY」シリーズが好き
・戦闘をやり込みたい
以上で、「CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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