【レビュー】「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」錬金術士になってひと夏の冒険をしよう
本記事では「ライザのアトリエ」シリーズ1作目「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」のレビューをします。
「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」をプレイする前の復習として約3.5年ぶりに2周目をプレイしました。
タイトル | ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 1周目:EASY 2周目:VERY EASY |
クリア時間 | 1周目:22時間 2周目:14.5時間 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
湖に浮かぶクーケン島のラーゼンボーデン村に住む主人公の「ライザ」は仲間たちと島の外に出る計画を立てたりして過ごしていた。ある日、「ライザ」たちは島の対岸に冒険に出かけ、魔物に襲われてピンチな時に錬金術士たちに助けられる。錬金術に魅入られた「ライザ」は錬金術士となってひと夏の冒険をし、島に訪れようとしている脅威や真実を知ることとなる、、、
といったストーリーとなっております。
本作は「ライザのアトリエ」シリーズの1作目となります。ほかのアトリエシリーズとは世界観を共有していないのでアトリエ初心者でも安心してプレイできます。
一部のアイテムや魔物はこれまでのシリーズと共通したものが出るので、アトリエシリーズであることを実感できます。
本作の続編である「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」の舞台は本作で度々話題に上がった王都「アスラ・アム・バート」で本作エンディングから3年が経過しています。
本作の続編「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」と「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」のレビューを下記リンクにしています。
全体的にケルト調のBGMが多く流れました。
筆者のお気に入りのBGMは「白南風」と「穀雨、麦の風」です。
「白南風」はボス戦で流れる曲で、テンポが速いヴァイオリンの旋律が心地よいです。
「穀雨、麦の風」はストーリー後半の通常戦闘で流れる曲で、バグパイプ・アコースティックギター・笛・ピアノの音色が心地よく明るい曲です。
本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれています。
イベントの一部シーンでは2Dの一枚絵が表示されます。
本作は採集や戦闘で入手した素材を錬成して戦うコマンド型のRPGです。
敵を倒すと経験値・お金・素材を入手することができ、経験値は一定に達するとレベルが上がり、各ステータスが上昇し、素材は錬金術に使用します。お金は素材の購入や錬金術で作れるものを増やすレシピの購入などに使います。
本作を進めるにあたって欠かせないのは錬金術です。錬金術の用途は様々で、これまで行けなかった場所に錬金術で作成したアイテムで行く、錬金術で作成したアイテムで錬金術に使用するアイテムを入手する、ストーリー進行に錬金術を用いる、依頼を受けてアイテムを錬成する、錬金術で作成したアイテムを売る、錬金術で武器や防具を作成する、錬金術で作成したアイテムでモンスターと戦闘をするなどです。
錬金術でアイテムを錬成すると、経験値が手に入り一定数値に達すると錬金術レベルが上がります。初めて作成するアイテムは多くの経験値が入手できます。
錬金術は奥が深く、同じアイテムを錬成する場合でも、使用する素材の品質や特性次第で大きく性能が変わります。
本作はゲームクリアデータをロードすることで、クリアした状態のまま続きをプレイすることや一部アイテムなどを引き継いで新しくゲームを始めることができます。
1周目はクエストをそこそここなしつつ22時間でクリアできました。
2周目は1周目のデータを引き継ぎつつ「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」をより楽しむため、ストーリーのおさらいを目的としてほぼメインストーリーのみをプレイしたので14.5時間でクリアできました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ファンタジーが好き
・採集や戦闘で入手した素材を用いて様々なアイテムを作りたい
・「アトリエ」シリーズが好き
・じっくりと楽しみたい
以上で、「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。