【レビュー】「機動戦士ガンダムNT」ユニコーンガンダムを巡る争いを目撃しよう
本記事では2021年10月28日発売の「スーパーロボット大戦30」にてコンシューマ版スパロボ初参戦を果たした「機動戦士ガンダムNT」のレビューをします。
タイトル | 機動戦士ガンダムNT |
ジャンル | アニメ映画 アクション SF ロボット |
配信媒体 | Amazonプライムビデオ U-NEXT Netflix など |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
本編時間 | 88分 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★★★ |
ラプラスの箱を巡る一連の事件「ラプラス事変」(機動戦士ガンダムUCの内容)から1年が経過した宇宙世紀0097年、実験の最中で暴走し行方知らずとなったユニコーンガンダム3号機フェネクスの捕獲をするべく、連邦軍のパイロットで主人公の「ヨナ・バシュタ」はナラティブガンダムと共にフェネクス捕獲作戦「不死鳥狩り」に参加する。一方その頃、ジオン共和国の「ゾルタン・アッカネン」もフェネクスを捕獲するべくIIネオ・ジオングを駆り出していた、、、
といったストーリーとなっております。
本作はユニコーンガンダム3号機フェネクスを巡る物語となっており、「機動戦士ガンダムUC」の続編でもあります。そのため、「機動戦士ガンダムUC」のキャラが多数登場します。とはいえ、本作の主役は新キャラの主人公「ヨナ」や「ゾルタン」となります。
ネットミーム「撃っちゃうんだなぁこれが!」の元ネタはこの作品を見るとわかります。
本作は2021年10月28日発売の「スーパーロボット大戦30」に参戦しました。「ゾルタン」を見たときの「シャア」の反応など楽しめました。
本作のBGM制作を担当しているのは「機動戦士ガンダムUC」や「ゼノブレイドクロス」の音楽を担当した「澤野 弘之」さんとなっております。
本作のBGMは大きく分けるとテクノ調のものとオーケストラ調のものの2つでした。
本作はほとんどの部分が2Dの作画で描かれており、所々でMSにCGが使用されておりましたが、違和感がなく背景に溶け込めていました。
本作の作画は「機動戦士ガンダムUC」と同じタッチのもので、非常にクオリティの高いものでした。
また、宇宙世紀のこれまでを振り返る場面では所々、「機動戦士Ζガンダム」「機動戦士ガンダムΖΖ」「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の映像が使われておりました。
本作は宇宙世紀0078年の「コロニー落とし」の様子が描かれておりましたが、「機動戦士ガンダム」の映像を使うのではなく、新規の作画で描かれており、「コロニー落とし」がいかに被害をもたらしたのかがわかりやすくなっております。
ユニコーンガンダム3号機フェネクスが神々しく描かれており、不死鳥の異名も頷けるものでした。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・SFが好き
・ロボットアニメが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・「ガンダム」シリーズが好き
・サイコフレームの輝きを見たい
・「撃っちゃうんだなぁこれが!」の元ネタを知りたい
・一日でサクッと視聴したい
以上で、「機動戦士ガンダムNT」のレビューを終了致します。
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