【レビュー】「Hitman GO: Definitive Edition」見下ろし視点でエージェント47を導きパズルをクリアしよう
本記事では「Hitman」シリーズのパズルゲーム「Hitman GO: Definitive Edition」をレビューします。
本作のタイトルに「GO」とついていますが、本作は位置情報ゲームではなくパズルゲームです。
タイトル | Hitman GO: Definitive Edition |
ジャンル | パズル |
対応機種 | Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 無し(どの言語でもボイスなし) |
日本語字幕 | 無し |
プレイした難易度 | 難易度設定無し |
クリア時間 | 5.5時間 |
ストーリー | ストーリー無し |
BGM | ★★★☆☆ |
グラフィック | ★★★☆☆ |
本作にはストーリーは有りません。
ゲーム画面から推察するに、主人公である「エージェント47」が目標の場所に到達して指定されたターゲットを暗殺するという「Hitman」シリーズでおなじみのストーリーであることが伺えます。
ステージによってはこれまでの「Hitman」シリーズ作品で登場したロケーションを基にしたものがあり、シリーズをプレイしたことがある人はもちろんのこと未プレイの人も楽しめる作品となっております。
本作のパズルは目標に到達すること、ターゲットを暗殺することの2種類があるのですが、目標に到達するパズルではBGMはなく、ターゲットを暗殺するパズルでは、落ち着いた雰囲気のクラシック音楽が流れました。
目標に到達するパズルは前述のようにBGMはありませんが、環境音やSEはあるので完全に無音というわけではありません。
プレイするパズルを選択する画面では落ち着いた雰囲気のBGMが流れておりました。
本作は全体的にBGMが落ち着いているので、リラックスしてパズルを解くことができます。
3Dのジオラマ風のグラフィックで、見下ろし視点でゲームは進行します。
本作はターン制で自キャラ「エージェント47」を動かし、指定された場所に到達させる、詰将棋風のゲームです。
自キャラを1マス動かすと敵も1マス動き、自キャラを敵キャラのマスに移動させると敵キャラを無力化することができます。その逆も然りで、敵キャラが自キャラのマスに移動すると自キャラが無力化されて、そのステージの始めからになります。
敵キャラは複数種類おり、種類に応じた行動を取ります。例えば、指定された場所に立ち続けている敵や、決まったルートを巡回する敵などがいます。
ステージのギミックとして、鍵を入手することにより行ける場所が増える、植木鉢に隠れると敵に見つからない、変装をすることにより敵に見つからないといったもの等があり、「Hitman」シリーズでおなじみの行動を取ることができ、ただのパズルゲームではなく、「Hitman」のパズルゲームであることを実感することができます。
1ステージごとに目標が1~3つあり、全てのステージで目標の1つは「自キャラを指定された場所に到達させる」です。ステージによっては、「敵を全滅させる」、「敵を一人も倒さない」、「アタッシュケースを回収する」、「定められたターン数以内にクリアする」等があります。これらの目標は英語で記述されていますが、イラストでわかりやすく目標が描かれており、直感的にわかるようになっています。
各ステージの目標ごとに答えを教えてくれるシステムがありますので、どうしても答えがわからないときはこのシステムに頼ることでクリアすることができます。筆者も何度か、このシステムのお世話になりました。
筆者は、5.5時間で全ステージを全目標達成してクリアできました。
筆者はステージによっては数十分悩みながらプレイしましたので、頭の回転が良い方は4時間程度でクリアできるのではないかと思います。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・パズルゲームが好き
・詰将棋が好き
・「Hitman」シリーズが好き
・一日でサクッとクリアしたい
以上で、「 Hitman GO: Definitive Edition 」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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