【レビュー】「ロックマンエグゼ4トーナメントレッドサン(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.2)」ダークチップシンジケート ネビュラの企みを阻止しよう
本記事では「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.2」に収録されているナンバリング4作目「ロックマンエグゼ4トーナメントレッドサン」のレビューをします。
タイトル | ロックマンエグゼ4トーナメントレッドサン(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.2) |
ジャンル | データアクションRPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 無し(どの言語でもボイスなし) |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 難易度設定無し(通常攻撃の威力を大幅に上昇する設定あり) |
クリア時間 | 7.5時間 |
ストーリー | ★★★☆☆ |
BGM | ★★★☆☆ |
グラフィック | ★★★★☆ |
復活した「WWW(ワールドスリー)」を再度壊滅させてから5ヶ月後、主人公の「光 熱斗(ひかり ねっと)」とそのナビ「ロックマン」は自分たちの住んでいる街のバトルトーナメントに参加することとなる。その頃、宇宙センターでは小惑星が地球に到達するまで時間がないということに気付き、世界中の科学者を集め対策を練っていくこととなる。その裏ではダークチップシンジケート「ネビュラ」が暗躍していた、、、
といったストーリーとなっております。
本作は「ロックマンエグゼ」シリーズのナンバリング4作目です。他の「ロックマン」シリーズとは異なる世界観で描かれております。ただ、他のシリーズと同様に名前と見た目が似ているキャラは登場します。
前作「ロックマンエグゼ3」から5ヶ月後の時系列からストーリーが進行し、ナンバリング1~3作目で登場した場所やキャラの多くが続投します。
本シリーズは「光 熱斗」と「ロックマン」のダブル主人公でストーリーが進行し、「光 熱斗」が過ごす現実世界と「ロックマン」をはじめとするネットナビが活動する電脳世界が舞台となっており、両者は密接に繋がっています。現実世界で何か問題が起こると電脳世界でも問題が起こり、その逆も然りです。
電脳世界では様々な問題の原因となるウイルスが存在しており、「ネットナビ」は「PET」所有者のオペレーティングを受けることで優位にウイルスバスティングができます。
電子音によるBGMが流れます。
電子音による音楽が世界観と非常にマッチしております。
前作で登場した場所などでは前作のBGMが流れました。
「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」ではミュージックプレイヤーが内蔵されており、好きな曲を聴くことが可能です。
本作は2Dのドット調のグラフィックで描かれています。
前作で登場した場所は前作と同じ配置のものもあれば、前作から大幅に変化しているものもあります。
「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」では高画質化フィルターが搭載されており、滑らかな描画でプレイが可能です。設定画面でON/OFFの切り替えが可能です。
本作は独特なアクションRPGです。
戦闘時は「カスタム画面」と「アクション画面」の2つのフェイズを勝利するまで交互に繰り返して行います。
「カスタム画面」ではロックマンが使用可能な「バトルチップ」を選択します。「バトルチップ」は技のようなもので、攻撃できるものや回復できるものなどがあります。「バトルチップ」は組み合わせ次第で「プログラムアドバンス」というシステムが発動し強力な効果を持った「バトルチップ」に変化します。
本作で使用できるバトルチップは前作から続投したものもあれば、本作初登場のものもあり更に戦術性が増しました。
「アクション画面」では縦3×横6マスの範囲にて「バトルチップ」や連射・チャージ可能な通常攻撃「ロックバスター」で戦闘を行います。左側の3×3マスが自エリア、右側の3×3マスが敵エリアとなり、「バトルチップ」次第で移動可能なマスが変化します。
電脳世界ではHPメモリを入手することができ、ロックマンのHPを増加することができます。
前作で初登場したシステム「ナビカスタマイザー」は本作でも健在です。これは4×4マス(最終的に5×5マスに増加)のメモリMAPにナビカスプログラムを配置してロックマンの能力を自由にカスタマイズするというもので、ロックバスターの威力・連射速度・チャージ速度を増加させるものなど多種多様です。
本作では「スタイルチェンジ」が廃止され新たなシステムとして「ソウルユニゾン」が導入されました。これは「バトルチップ」を生贄に捧げることで「ロックマン」の見た目と能力が変わるというものです。「ガッツマン」をはじめとする他の「ネットナビ」と「ロックマン」が融合したような見た目に変化し、融合元の「ネットナビ」が使用する技を使うことができます。
また、本作では新たに「ダークチップ」が登場します。これは非常に強力な「バトルチップ」ですが最大HP永続減少などのデメリットもあります。なお、ストーリー上強制的に使用しなければならない場合はデメリットは発動しません。使用するかはあくまでプレイヤー次第です。
「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」では「バスターMAXモード」が搭載されており、「ロックバスター」の威力を通常の100倍にすることが可能です。バスターUPでロックバスターの威力を上げれば「バスターMAXモード」有効時の威力も増加します。このモードは設定画面でいつでもON/OFFの切り替えが可能です。
筆者は「バスターMAXモード」をONにして7.5時間でストーリーをクリアできました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・SFが好き
・独特な世界観のストーリーを楽しみたい
・「ロックマン」シリーズが好き
・一日でサクッとクリアしたい
以上で、「ロックマンエグゼ4トーナメントレッドサン(ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.2)」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。