【レビュー】「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」絶望的な状況から大逆転して無罪判決を勝ち取ろう
本記事では「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」に収録されている「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」のレビューをします。
タイトル | 大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- |
ジャンル | アドベンチャー |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り(ボイスは一部収録) |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 難易度設定無し(救済措置有り) |
クリア時間 | 23時間 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★☆ |
19世紀末の日本で主人公「成歩堂龍ノ介」は無実にも関わらず、殺人の罪で裁判にかけられることとなる。ひょんなことから、「成歩堂龍ノ介」は自分の弁護を自分自身ですることとなる。ここから、「成歩堂龍ノ介」の弁護士生活が幕を開ける、、、
といったストーリーとなっております。
本作は「逆転裁判」シリーズの約100年前の日本とイギリスが舞台となっており、4を除く「逆転裁判」シリーズの主人公「成歩堂龍一」の先祖「成歩堂龍ノ介」が主人公となっております。
「成歩堂龍ノ介」は「成歩堂龍一」の先祖ということもあってか、性格等で似た部分があります。自分の弁護を自分でするといった部分は血筋かなと思いました。
本作はあの「シャーロック・ホームズ」や「夏目漱石」といった有名人が登場します。
本作は2部作構成となっており、一応の区切りは付きますが様々な伏線が回収されずに終わります。しかし、2作目の「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」できれいに伏線が回収されます。
本作は弦楽器が中心のオーケストラで構成された楽曲が流れました。
筆者のお気に入りの曲は本作のメインテーマとも言える「成歩堂龍ノ介 ~異議あり!」です。不利な状況から有利な状況になったときに流れる楽曲なだけあって勇ましい雰囲気の曲となっており、力が湧いてきます。
また、「成歩堂龍ノ介 ~異議あり!」のフレーズが使われている「追求 ~大逆転のとき」もお気に入りの曲です。この曲は各話の終盤で事件の犯人を追い詰めるときなどに流れる曲で、曲の壮大さと流れる場面が総じて、印象深い神曲となっております。
本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれております。
各キャラクターのモーションがよく作り込まれており、見ていて楽しかったです。
本作はアドベンチャー式のゲームとなっております。
探偵パートで怪しい箇所を調べて入手した証拠品を用いて、法廷パートで証拠品を駆使して証言の矛盾している部分を指摘して真実を引き出していきます。
最初は謎に満ちた事件でも、矛盾点を指摘していくうちに事件の真相へとたどり着きます。そこには驚くべき真実が隠されており、すべての謎を解いたときのは爽快感があります。
「大逆転裁判」シリーズのみの要素として「論理と推理の実験劇場」というものがあります。これは、「シャーロック・ホームズ」の推理を聞いて推理の誤った部分を正すというもので、対象をよく観察することで正しい答えを導き出せます。筆者はこの要素の演出が特にお気に入りです。
謎解きが苦手でも本作をクリアできる救済措置として「ストーリーモード」が実装されており、いつでも有効化することができます。
筆者は23時間でクリアできました。
文章を読み進める速度やすぐにひらめくかにより、クリア時間は変わるものと思われます。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・謎解きが好き
・ミステリアスなストーリーを楽しみたい
・スチームパンクな世界観が好き
・シャーロック・ホームズが好き
・「逆転裁判」シリーズが好き
・裁判モノが好き
以上で、「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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