【レビュー】「VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)」サイバーパンクな世界観でバーテンダーとして人々と交流しよう

2023年2月23日


はじめに

 本記事ではサイバーパンクな世界観でバーテンダーとして人々にカクテルを振る舞い交流をするゲーム「VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)」のレビューをします。


評価
タイトルVA-11 Hall-A(ヴァルハラ)
ジャンルアドベンチャー / ビジュアルノベル
対応機種PlayStation 5
PlayStation 4
Nintendo Switch
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替無し(どの言語でもボイスなし)
日本語字幕有り
プレイした難易度難易度設定無し
クリア時間9時間
ストーリー★★★★☆
BGM★★★★☆
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 主人公の「ジル」はバー「VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)」のバーテンダーとしてお客様にカクテルを提供しつつ様々な話を聞くこととなる、、、

 といったストーリーとなっております。

 お客様はバラエティに富んでおり、編集者やハッカーといった人間からリリム(アンドロイド)や水槽に使った人間の脳など様々で、街の噂からハードな人生経験など多岐に及んだ話を聞いていくこととなります。

 夜間に店でお客様に飲み物を提供し話を聞くという点でゲーム「Coffee Talk(コーヒートーク)」と似ており、違いを楽しむことができました。主な相違点は時代・客の種族・提供するドリンクのアルコール有無です。

 「Coffee Talk(コーヒートーク)」のレビューを下記リンクにしています。


BGM

 本作はサイバーパンクな世界観に合ったテクノなBGMが多数流れます。

 バーテンダーパート時はゲーム内BGMのセットリストを組むことができ、好きなBGMを流すことができます。

 筆者のお気に入りのBGMは「Every Day is Night」です。この曲はジャズとテクノが組み合わさったようなものでテンポがゆっくりとしていることによって落ち着くというか安心感があり、サイバーパンクな世界のバーで流れるとしたらこのような曲なんだろうなと想像できます。

 他には「Umemoto」もお気に入りです。この曲はテンポの遅いテクノなBGMで、冒頭のテテンッ テテンッテテンッ テテンッの部分が特に気に入っています。


グラフィック

 本作は2Dのドット調のグラフィックで描かれております。

 本作はバーテンダーのゲームということもあって、カクテル一つ一つのグラフィックにこだわりを感じました。

 また、来店するお客様はどなたも個性的なビジュアルをしており印象に残りました。


ゲームシステム

 本作はアドベンチャーゲームです。

 バーテンダーの仕事をする際は、お客様の要望を聞いて5つの材料から容量の配分、氷の有無や熟成の有無を決めてカクテルを作って提供します。

 カクテルのレシピはゲーム内で検索をすることで知ることができます。

 お客様から提供してほしいカクテルのオーダーを聞きますが、具体的なオーダーから甘いものやビターなものといった曖昧なオーダーを出されることも有り、バーテンダーとしての真価が試されます。中には敢えてお客様のオーダーから外れたものを提供することが良い場合もあります。


クリア時間

 筆者は9時間でクリアできました。本作はアドベンチャーゲームなので、文章を読む速度が早い人はさらに短い時間でクリアできると思います。

 本作はお客様に提供するカクテル次第で台詞が変わることがあるので、周回プレイを楽しむこともできます。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・サイバーパンクな世界観が好き

 ・バラエティーに富んだストーリーを楽しみたい

 ・一風変わったアドベンチャーゲームが好き

 ・一日でサクッとクリアしたい

 以上で、「VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります。