【レビュー】「うたわれるもの 偽りの仮面」数奇な運命の始まりを目撃しよう

2022年1月11日


はじめに

 本記事では「うたわれるもの」シリーズ三部作の2作目である「うたわれるもの 偽りの仮面」のレビューをします。


評価
タイトルうたわれるもの 偽りの仮面
ジャンルAVG+S・RPG
対応機種PlayStation 5
PlayStation 4
PlayStation Vita
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替有り
日本語字幕有り
プレイした難易度普通
クリア時間28時間
ストーリー★★★★☆
BGM★★★★☆
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 記憶喪失で雪山を彷徨っていた主人公は「クオン」という少女に助けてもらう。クオンから名前がないのは不便ということで主人公は「ハク」と名付けられた。クオンは諸国漫遊の旅をしており、行く宛のないハクはクオンのたびに同行することとなる。そして、数奇な運命へ導かれることとなる、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作は前作「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」と世界観を共有しており、前作より後の時間軸でストーリーが進みます。本作の舞台は、前作の舞台「トゥスクル」から遠く離れた國「ヤマト」となっております。

 前作のキャラも多数登場し、今作で初登場したキャラとの絡みが楽しめました。

 中盤までは「ハク」たちの日常が描かれ、終盤では怒涛の展開が連続します。また、日常の何気ない描写が今後の重要な伏線になっていたりと、決して欠かすことのできない描写が展開されておりました。

 詳しいことはネタバレになるので伏せますが、本作のサブタイトル「偽りの仮面」には2つの意味があると思いました。


BGM

 本作は和風の世界が舞台ということも有り、日本楽器が使用されたBGMが多く、世界観とマッチしていました。

 前作で使用された楽曲も多数使用されており、本作に馴染みやすかったです。

 筆者のお気に入りのBGMは前作のエンディングテーマ「キミガタメ」のアレンジである「キミガタメ・劇伴」で、衝撃的なシーンで流れたので涙腺が潤みました。


グラフィック

 本作はトゥーン調のグラフィックで描かれており、アドベンチャーパートでは2Dグラフィック、シミュレーションパートでは3Dグラフィックで描かれておりました。

 2D、3D共に前作よりグラフィックが向上していました。


ゲームシステム

 本作はアドベンチャーパートとシミュレーションパートが交互に展開するゲームです。

 シミュレーションパートでは、敵を倒すと経験値とBPを入手します。経験値が一定数値貯まるとレベルアップし、一部のステータスが上がり、一定レベルになるとスキルを取得します。BPを使用することでキャラのステータスを上昇することができます。

 前作よりも多彩な行動ができるようになったことによって、戦略の幅が広がりました。

 筆者のオススメのキャラは「ネコネ」です。レベルを上げると同一ターン内で攻撃と回復ができるようになり、実質2回行動ができるので、非常に使いやすいです。


クリア時間

 筆者は28時間でクリアできました。前作よりもシナリオのボリュームが多くなっており、楽しめました。また、続編が気になる展開で終わりましたので早く続編をプレイしたくなりました。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・和風ファンタジーが好き

 ・感動的なストーリーを楽しみたい

 ・魅力的なキャラ達が織りなすストーリーが好き

 ・和風なBGMを楽しみたい

 ・SRPGが好き

 以上で、「うたわれるもの 偽りの仮面」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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