【レビュー】「SDガンダム バトルアライアンス」好きな機体で偽りの歴史を正そう

　本記事ではSDサイズのガンダムなどの機体で戦うアクションゲーム「SDガンダム バトルアライアンス」のレビューをします。

　宇宙世紀0079年オデッサにて、連邦軍のとある部隊の小隊長である主人公はシミュレーション空間のG：ユニバースへと転移してしまう。Gユニバースではあらゆるガンダム作品の歴史を記録しているがある時、歴史が書き換えられてしまう。主人公が元いた場所へ戻るには歴史を正していかなければならないという。こうして、偽りの歴史を正していくこととなる、、、

　といったストーリーとなっております。

　本作はあらゆるガンダム作品がクロスオーバーしたゲームとなっております。

　本作には主に2種類のミッションが有り、ブレイクミッションでは偽りの歴史が紡がれ、トゥルーミッションでは史実のとおりに歴史が描かれます。

　本作に登場する偽りの歴史とは、例えば「機動戦士ガンダム」で砂漠にてホワイトベースへランバ・ラルがグフで突撃をする部分が、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場する三日月がガンダム・バルバトスでホワイトベースに突撃します。

　クロスオーバーの醍醐味として本作では各ガンダム作品キャラ同士の会話をフルボイスで聞くことができます。

　本作では原作で流れたBGMの原曲及びアレンジ版と本作オリジナルのBGMが流れます。

　原作が映像作品でないものは、他のゲームでその作品のBGMとして作曲されたBGMが流れます。例えば、小説作品である「機動戦士ガンダム SEED VSASTRAY」の「ガンダムアストレイ レッドフレーム改」が登場したときは「赤い一撃」が流れます。

　また、本作にはエディットBGM機能があり、MP3の音源データさえあれば好きなBGMを流すことができます。

　本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれております。

　タイトルにSDガンダムとあるように、作中に登場する機体は頭身の低いSDサイズで描かれております。

　各機体のウェザリングの出来が良く、歴戦の機体といった雰囲気がありかっこよかったです。

　各パイロットたちは原作の絵柄で描かれております。

　本作はアクションRPGです。ミッションを受注して敵を倒してクリアをするというのが基本的な流れになります。

　ミッションの難易度は出撃する前に変更することが可能です。

　ミッションではプレイヤーが操作する機体と僚機2体の合計3体で出撃できます。出撃する機体はミッション前に選択できます。なお、機体とパイロットは固定となっており機体が異なっても同じパイロットは同時に出撃できません。例としてはRX-78-2に乗るアムロとνガンダムに乗るアムロを2人一緒に僚機として編成はできません。

　ミッション中に手に入る各機体専用の設計図を一定数集めると新たな機体がアンロックされて使用可能になります。機体によって必要となる設計図の枚数は異なります。

　各機体はゲーム内通貨であるキャピタルを消費してステータスを強化できます。一度上げたステータスをダウンすることもできるので縛りプレイも可能です。また、ミッション内で手に入る突破アイテムを用いることで限界突破してステータスを上げることができます。

　各機体にはミッション中に手に入る強化パーツを装備することができ、機体のステータス向上から武器のリキャストタイム短縮などあらゆる効果のものがあります。この強化アイテムは同じ名前のものでも強化される部分や数値が異なり、本作のハクスラ要素となります。

　筆者は難易度EASYでプレイして19時間でクリアできました。

　序盤は難易度NOMALでプレイしていましたが徐々に敵が強くなって勝てなくなってきたのでEASYに変更しました。

　敵の巨大MSやMAが特に強く、歯ごたえがありました。膨大なHPや高火力そして俊敏な動きをしており、ボスに相応しい強さでした。

　筆者のおすすめの機体は予約特典で序盤に入手できる「騎士ガンダム」です。本作にはビグザムなどビーム兵器が効かない敵が登場し、時機の射撃武器のリキャストタイムが長いため(強化パーツでリキャスト短縮可能)、物理格闘主体で戦える騎士ガンダムでゲームクリアまでプレイしました。

　本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

　・ガンダム作品が好き

　・色んなガンダム作品との絡みを楽しめるストーリーをプレイしたい

　・「SDガンダムGジェネレーション」シリーズ、「ガンダムバトル」シリーズが好き

　以上で、「SDガンダム バトルアライアンス」のレビューを終了致します。

　最後までお読みいただきありがとうございました。

　もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。