【レビュー】「ペルソナ3 ポータブル(リマスター版)」学生生活を送りつつシャドウを倒して平和を取り戻そう
本記事ではペルソナシリーズのナンバリング3作目「ペルソナ3 ポータブル(リマスター版)」のレビューをします。
タイトル | ペルソナ3 ポータブル(リマスター版) |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Xbox Series X|S Xbox One Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | BEGINNER |
クリア時間 | 31時間 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★☆ |
私立月光館学園に転校することになった主人公は学生寮に訪れた日の夜、街灯が消え様々な機械が止まり道には多くの棺桶が並んでいる場面に遭遇する。やがて、遭遇した場面は「影時間」と呼ばれるものだと知り、「影時間」で異形の怪物「シャドウ」に襲われた際、ペルソナ能力に覚醒し戦う力を得る。そして主人公は己に課せられた運命と向き合うことになる。
といったストーリーとなっております。
本作は2009年から2010年の日本を舞台としております。
主人公は男性と女性の二人から一人を選びます。主人公によって親密な関係になれるキャラが異なります。
本作では約1年間学生生活を送ることができ、様々な人々と関わることができます。
本作は独立したストーリーが展開されるので「ペルソナ」シリーズ初心者でも楽しむことができます。
本作では様々な曲調のBGMが流れました。
筆者のお気に入りのBGMは複数あり、1つ目はどのペルソナシリーズでも流れる曲「全ての人の魂の詩」です。ピアノのゆったりとした旋律とコーラスが特徴的なBGMで流れる場面も相まって神秘的なイメージがあります。
2つ目は、通常戦闘時に流れる「Mass Destruction」です。ラップとボーカルが特徴的な曲で何度聞いても飽きずに聞いていられます。
3つ目は、ラスボス戦で流れる「全ての人の魂の戦い」です。この曲は「全ての人の魂の詩」をロックにアレンジした曲で、シリーズ史上最もラスボス戦にふさわしい曲といっても過言ではありません。
4つ目は、エンディングで流れる「キミの記憶」です。落ち着いた曲調でボーカルの歌詞がストーリーのエピローグの内容を反映しており、感動的な曲となっております。
本作はダンジョン探索時や戦闘時は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれており、アドベンチャーパートでは2Dの立ち絵が描かれています。
リマスター版ではグラフィックの解像度が向上しています。
本作はコマンド選択型のRPGです。
戦闘時はペルソナを召喚して様々なスキルを使用できます。主人公は特別で複数のペルソナを使い分けることができます。そのため、主人公は敵の弱点をついた攻撃がしやすいです。
本作の戦闘は難しいですが、難易度選択が可能で「BEGINNER」では主人公が戦闘不能時にパーティメンバーのHPを全開に復活して戦闘を続行することができ、ゲームオーバーにならず戦うことが可能です。
キャラクターとペルソナそれぞれで独立したレベルが有り、戦闘で一定数の経験値に達することでレベルアップします。また、ペルソナは一定レベルに達すると新しいスキルを覚えることができます。スキルは最大で8つまで覚えることができます。
ペルソナは合成することができ、属性に対応した特定のキャラとのストーリーを進めることにより、合成時にボーナス経験値が入手でき高レベルのペルソナを入手できます。
学生生活では様々なキャラと10段階ほど親睦を深めることが可能で、10段階目まで親睦を深めると強力なペルソナの合体が可能になります。
ゲームをクリアするとクリアデータをセーブでき、このデータを使用してステータス等を引き継いで2周目を始めることができます。
筆者は男主人公を選択し31時間でクリアできました。ほとんどのキャラのコミュを最大までこなしましたが、依頼はあまりこなしませんでした。
機会があれば、データを引き継いで2周目を女主人公で始めたいと思います。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・現代で化け物と戦うのが好き
・学生生活を体験できるストーリーを楽しみたい
・「ペルソナ」シリーズ、「女神転生」シリーズ、「ポケットモンスター」シリーズが好き
・じっくりとプレイしたい
以上で、「ペルソナ3 ポータブル(リマスター版)」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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