【レビュー】「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」戦乱の世を生き抜き大切なものを守ろう
本記事では「うたわれるもの」シリーズ三部作の1作目である「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」のレビューをします。
タイトル | うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 |
ジャンル | AVG+S・RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 PlayStation Vita Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 普通 |
クリア時間 | 27時間 |
ストーリー | ★★★★★ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★☆☆ |
ある日、目が覚めた主人公は獣の耳と尻尾をはやした少女「エルルゥ」に介抱してもらっていた。そして、記憶を失い、決して外せない仮面をつけていた事に気付いた。名前がないのは不便だということでエルルゥの祖母から「ハクオロ」という名を授かった。それから、ハクオロは世話になったエルルゥ達に恩返しをするために様々な知識によって世話になっている村を豊かにした。そんなある日、ある出来事によりハクオロは戦乱の世へと巻き込まれてゆく、、、
といったストーリーとなっております。
本作の舞台となる世界は、中世日本風の世界です。中世日本と異なる点は、獣の耳と尻尾を生やした人間がいるという点と魔法があるということです。
また、独特な呼び方をする固有名詞(例:禍日神(ヌグィソムカミ))が多く登場し、世界観に魅力を感じました。
感動的な場面がいくつか有り、筆者は涙腺が潤みました。
本作の続編2作「うたわれるもの 偽りの仮面」「うたわれるもの 二人の白皇」では、本作のキャラが多数登場し、本作から成長した姿を見ることができます。
本作は和風の世界が舞台ということも有り、日本楽器が使用されたBGMが多く、世界観とマッチしていました。
筆者のお気に入りのBGMはタイトル画面で流れた「うたわれるもの -Arrange Ver.-」とエンディングテーマの「キミガタメ」です。
「うたわれるもの -Arrange Ver.-」は和楽器が使用されたゆったりとしたBGMで落ち着く音色でした。
「キミガタメ」は終盤の展開と相まって涙腺に潤っとくる感動的な曲でした。続編である「うたわれるもの 偽りの仮面」ではこの曲のオーケストラアレンジ版である「キミガタメ・劇伴」が泣ける場面で流れ印象深かったです。
本作はトゥーン調のグラフィックで描かれており、アドベンチャーパートでは2Dグラフィック、シミュレーションパートでは3Dグラフィックで描かれておりました。
本作はアドベンチャーパートとシミュレーションパートが交互に展開するゲームです。
シミュレーションパートでは、敵を倒すと経験値とBPを入手します。経験値が一定数値貯まるとレベルアップし、一部のステータスが上がり、一定レベルになるとスキルを取得します。BPを使用することでキャラのステータスを上昇することができます。
筆者は、シミュレーションパートの全ステージをクリアして27時間でクリアできました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・和風ファンタジーが好き
・感動的なストーリーを楽しみたい
・魅力的なキャラ達が織りなすストーリーが好き
・和風なBGMを楽しみたい
・SRPGが好き
以上で、「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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