【レビュー】「メルヘンフォーレスト」不思議な森で不思議な出来事を体験しよう
本記事ではダンジョン探索型RPGである「メルヘンフォーレスト」のレビューをします。
タイトル | メルヘンフォーレスト |
ジャンル | アドベンチャー ダンジョン探索RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 易 |
クリア時間 | 第1部:2時間 第2部:6.5時間 第3部:10.5時間 合計:19時間 |
ストーリー | ★★★☆☆ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★☆☆ |
不思議な森に住む主人公の「メルン」はおじいちゃんの依頼で森に薬の材料採集へと出かける。そこで様々なキャラと出会い、やがて地下遺跡へと挑むこととなる、、、
といったストーリーとなっております。
本作は3部構成のストーリーとなっております。
第1部はコミカルな明るいストーリーが展開され、第2部以降はシリアスなストーリーが展開されます。
本作の雰囲気としては「アトリエ」シリーズを彷彿とさせました。特に、森に住む主人公が釜で薬を調合し、遺跡の探索をすると行った部分が「アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜」を思い出させました。ちなみに、本作は樽を調べることができ、調べると「アトリエ」シリーズで恒例の「た~る」と言います。
全体的にオーケストラなBGMが流れておりました。
筆者のお気に入りのBGMはとあるボス戦で流れる「亡骸騎士団」です。壮大なコーラスが流れることにより、ボス戦にぴったりな曲でした。
本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれております。
主人公である「メルン」はとても可愛らしく描かれており、第2部以降のシリアスなストーリーの中にも癒やしがありました。
本作はアドベンチャー+ダンジョン探索型RPGです。
第1部はアドベンチャーゲームです。釣りやクイズといったミニゲームで遊ぶこともできます。釣りで金策をすると第2部が楽になります。なお、第2部でも釣りやミニゲームはプレイできます。
第2部からはダンジョン探索型RPGとなり、地下遺跡の最深層まで探索することとなります。地下遺跡ではモンスターが徘徊しており、戦闘することとなります。
モンスターとはランダムエンカウントし、コマンド選択型で戦闘します。
本作はターン制ではなく速度の早いキャラから行動ができます。
自キャラは通常攻撃・防御・回避を相手の行動に合わせて繰り出します。
相手が攻撃をしないときは通常攻撃、相手が攻撃をしてきたときは防御、相手が防御不可攻撃をしてきたときは回避をするのが基本となります。なお、相手の攻撃に合わせて防御が成功した際はパリィが発生し、強力な必殺技を発動できます。
地下遺跡を探索している際は食料(いわゆる満腹度)が減っていき、食料が底をつくとHPが徐々に減少します。HPがゼロになると地下遺跡のエントランスまで跳ばされ、これまでに取得した未鑑定のアイテムはすべて無くなります。
地下遺跡を探索している際に発見した未鑑定のアイテムはエントランスまで生還すると鑑定できます。未鑑定のアイテムには武器・防具・遺物があります。遺物を集めなくてもゲームクリアはできますが、集めておくと第3部で楽ができます。
第3部では地下遺跡のさらに深層へと潜っていくこととなります。
また、第3部からは戦闘時に戦技を使用することができるようになります。戦技はそれぞれの武器に設定されているもので、通常攻撃をするとTPが溜まり、TPを消費して戦技を発動できます。
第3部ではHPがゼロになると未鑑定のアイテムを失うことは有りませんが、ギン貨(通貨)をほとんど失います。
第3部の敵は攻撃力がかなり高いので、防御と回避が第2部以上に重要となります。
筆者は19時間でゲームクリアできました。
第1部では金策をし、第2部と第3部は寄り道と全滅を繰り返しながら攻略をしたので、早い人は12時間程度でクリアできるのではないかと思います。
第3部はかなり難易度が上がっており、何度も全滅しながらやっとクリアできました。その分、達成感が有りました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ファンタジーが好き
・コミカルとシリアスなストーリーを楽しみたい
・「アトリエ」シリーズが好き
・じっくりとダンジョン探索がしたい
以上で、「メルヘンフォーレスト」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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