【レビュー】「ELDEN RING(エルデン リング)」数多の死闘を経てエルデの王になろう
本記事ではオープンワールド死にゲーである「ELDEN RING」のレビューをします。
筆者は普段、難易度選択のあるゲームでは一番簡単なものを選択してプレイしているイージーゲーマーですが、様々なところで賞を取って話題となっている本作に興味が湧き、オープンワールド且つアクションRPGなので上手く立ち回れば自分でもクリアできるのではないかと思いプレイしました。
タイトル | ELDEN RING |
ジャンル | アクションRPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Xbox Series X|S Xbox One Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 無し |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | 難易度設定無し |
クリア時間 | 51時間 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★★★ |
永遠の女王「マリカ」が治め黄金樹がそびえ立つ狭間の地で、黄金樹の根源であるエルデンリングは砕けた。「マリカ」の子供たちこと「デミゴット」たちはエルデンリングの破片「大ルーン」を入手し力に魅入られ堕ちていった。そんな中、主人公である「褪せ人」は一度追放された狭間の地を再び訪れることとなる。「褪せ人」は何を為すのか、「大ルーン」を集めてエルデの王となるのであろうか、、、
といったストーリーとなっております。
本作はダークファンタジーな世界が舞台となっており、全体的に暗い雰囲気となっています。
本作には様々なキャラクターが登場し、喋る壺といったユニークなキャラもいます。
本作はマルチエンディングが採用されております。
フィールドでは弦楽器等による静かな雰囲気のBGM、ボス戦ではコーラス付きで強敵と対峙する絶望感を引き立てるようなBGMが流れました。
筆者の気に入っているBGMはラスボス戦で流れる「最後の戦い」です。この曲にはタイトル画面で流れる「エルデンリング」のフレーズが使用されており、最後を締めくくる戦いにふさわしいBGMでした。
本作は3Dのフォトリアル調のグラフィックで描かれています。
フィールドの大抵の場所から見える黄金樹の輝きが美しかったです。
本作にはかっこいいキャラや美しいキャラが登場します。筆者のお気に入りのキャラはラニ様です。
敵の種類は豊富で、かっこいい敵もいれば美しい敵もいるし醜い敵もいました。
様々な武器や防具が登場し、劇中キャラのコスプレをすることも可能となっています。
ダンジョン内は暗いことが多いので照明をつけることがほぼ必須となっております。
現在、本作を題材とした漫画「ELDEN RING 黄金樹への道」が発売されております。この作品は「ELDEN RING」のギャグ漫画で、圧倒的な画力から織りなされるギャグが面白いです。また、プレイヤーあるあるネタ(例:ドアが持ち上げ式な件)も多く見られ満足度が高い作品です。作画のクオリティが高いため、キャラを見ただけで誰かがわかり、背景も見覚えのあるものが見られます。
本作はオープンワールドアクションRPGの死にゲーとなっております。少し油断しただけで簡単に死にます。死角からの攻撃、超遠距離からの攻撃、フィールドからの落下といった様々な要因で数え切れないほど死にました。
敵を倒したりアイテムを売却すると「ルーン」というものが手に入ります。「ルーン」は経験値且つお金で、レベル上げや物の購入に使用します。
また、自キャラが死亡すると全ての「ルーン」を失いますが死亡した場所で失った全ての「ルーン」を回収できます。回収前に再度死亡した際は「ルーン」を完全に失ってしまいます。
本作は無理ゲーにらないようなゲームデザインがされており、死亡してもアイテムは失うことはなく売却すると「ルーン」を獲得できるという点です。このおかげで、何時まで経ってもレベル上げができないという事態を引き起こさずに済みました。
本作はレベルを上げると、ポイントが手に入り好きな項目に割り振ることで好きなステータスを上げることができます。
自キャラは回復瓶と呼ばれるアイテムを所持しており、使用するとHPや特殊な技や魔法を使用するする際に消費するFPを回復します。回復瓶の使用回数や効果量はフィールドに点在しているアイテムを回収することで増やすことができます。
フィールドの各地には「祝福」と呼ばれる光っている焚き火に似たものが有り、触れることでその場所にファストトラベル出来るようになるだけでなく、ステータスや回復瓶の使用回数が回復します。
ストーリーをクリアすると、そのまま続きを遊べるだけでなく、データを引き継いで周回プレイすることも可能です。
筆者は数え切れないほどの死を経て51時間でストーリーをクリアできました。
色んな場所に寄り道をしてクリアしましたがまだまだ攻略できていない場所があるのでこれから攻略していきたいと思います。
筆者は魔術を特化してクリアしました。敵の一撃が強いので攻撃を喰らわないようになるべく遠距離から魔術で攻撃しました。
状況に応じて使用する魔術を変えて戦いました。死角から攻撃を受けて敵とほぼゼロ距離のときは「夜のつぶて」、近距離の敵には「ほうき星」、中距離の敵やボス敵全般には「岩石弾」、遠距離の敵には「ローレッタの弓」を使用しました。
「岩石弾」は追尾性能が良いだけでなく数発当てるとボスを含めた敵をダウンさせることができるので、ボス戦では「岩石弾」のみを装備して「写し身の雫」の遺灰を使用し、高頻度にボスをダウンさせることで攻撃を食らう機会を抑えました。
カエルを倒すルーン稼ぎでは「青色の秘雫」を装備した霊薬を飲んで「アステールメテオ」を使用して稼ぎました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ダークファンタジーが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・「ソウル」シリーズ、「仁王」シリーズが好き
・じっくりと時間をかけてクリアしたい
以上で、「ELDEN RING」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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