【レビュー】「ドラゴンクエストI(ドラゴンクエストI&II)」勇者になって姫と世界を救おう
本記事では「ドラゴンクエストI&II」に収録されているナンバリング1作目リメイク「ドラゴンクエストI」のレビューをします。
| タイトル | ドラゴンクエストI |
| ジャンル | RPG |
| 対応機種 | PlayStation 5 Nintendo Switch Nintendo Switch2 Xbox Series X|S Microsoft Windows(Steam) |
| 日本語吹替 | 有り |
| 日本語字幕 | 有り |
| プレイした難易度 | 楽ちんプレイ |
| クリア時間 | 7時間 |
| ストーリー | ★★★★★ |
| BGM | ★★★★★ |
| グラフィック | ★★★★★ |
かつて世界を救った勇者の子孫である主人公は夢の中でラダトームに向かえというお告げを聞く。ラダトームに向かうと世界が闇に覆われつつあり、姫が攫われてしまったということを知る。主人公は姫と世界を救うべく世界を巡る旅に出ることとなる、、、
といったストーリーとなっております。
本作はナンバリング1作目「ドラゴンクエスト」のリメイク作品となっております。
本作はロトシリーズと呼ばれる作品群の一つで、「ドラゴンクエストII」「ドラゴンクエストIII」「ドラゴンクエストXI」と世界観を共有しています。時系列はドラゴンクエストXI→ドラゴンクエストIII→ドラゴンクエスト→ドラゴンクエストIIとなっております。
リメイクされるにあたり、「ドラゴンクエストIII」の未来の話であることが分かるように構成されており、III主人公の世界を救った後の話などが挿入されています。また、「ドラゴンクエストII」へと繋がることがわかるような構成もされております。
時系列前後に繋がる話のほかにも「ドラゴンクエストI」自体のストーリーも描写が多くなり深みが増しています。
全体的にオーケストラなBGMが流れました。
本作で筆者のお気に入りの曲は多くありその中でも特に印象的だったのは「広野を行く」「戦闘」「竜王」です。
「広野を行く」はフィールドマップで流れる曲で、どこか儚げな雰囲気があります。
「戦闘」は通常戦闘時に流れる曲で金管楽器の音色が特徴的です。
「竜王」はラスボス戦で流れる曲で、少しずつ曲が盛り上がっていき徐々に戦闘がヒートアップしていることが伺えるような曲です。
本作は2Dのドット調のグラフィックで描かれています。なお、本作はHD-2Dで制作されており、奥行きのあるドット調のグラフィックが特徴です。
マップ自体は3DCGで描かれており、キャラやモンスターはドット調のグラフィックで描かれています。
一部のマップは「ドラゴンクエストIII」にも登場していることもあり、IIIから時間の経過がわかるような変化があります。あるマップではIIIのフィールドギミックの残骸がありました。
本作はコマンド選択型のRPGです。
他のシリーズ作品と違い本作は最初から最後まで一人で戦うこととなります。
リメイクされるにあたり敵モンスターが追加されています。追加モンスターの一例としてはぐれメタルが追加されています。これによりレベル上げがしやすくなっています。ちなみにレベル上限もリメイク前から上がっています。
本作ではIIIリメイクから引き続きフィールド上に秘密の場所が追加されています。フィールド上で一本だけ大きい木が生えているところなどの怪しい場所に近づくと小さいマップに入ります。マップ内ではつぼや樽が配置されていることがあり調べるとたねなどの有用なアイテムが入手できます。
本作はIIIリメイクから引き続き、利便性が向上しています。戦闘速度を上げたり、屋内からルーラ(いわゆるファストトラベル)が使用可能になっています。
また、難易度選択も可能となっており、一番簡単な難易度の楽ちんプレイは敵の攻撃をどんなに食らってもHPが1から下がることがなく戦闘不能になりません。ザキやザラキといった即死魔法も食らいません。
オプションからマップに次の目的地・宝箱の位置・秘密の場所の位置を表示する設定が可能となっております。
筆者は難易度楽ちんプレイで位置表示のオプションをすべて有効にして7時間でクリアできました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ファンタジーが好き
・様々な作品の元ネタとなったストーリーを楽しみたい
・「ドラゴンクエスト」シリーズが好き
・じっくりとプレイしたい
以上で、「ドラゴンクエストI」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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