【レビュー】「SCARLET NEXUS (スカーレットネクサス)」超脳力を駆使して怪異と戦おう
本記事では、2021年7月からアニメが放送され、2021年6月24日にバンダイナムコエンターテインメントから発売された「SCARLET NEXUS (スカーレットネクサス)」のレビューをします。
タイトル | SCARLET NEXUS (スカーレットネクサス) |
ジャンル | アクション RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Xbox One Xbox Series X/S Microsoft Windows (Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | イージー |
クリア時間 | 23時間(2ルート合わせると40時間) |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★★★ |
ほぼ全人類が超脳力(他作品で言うところの超能力)を持つ世界で、人間を含む生物の脳を捕食する怪異との戦いが描かれます。
世界観としてはSFと現代日本が混ざったような独特な世界観です。フィールドを歩いていると、荒廃している場所が多く「ゴッドイーター」シリーズを想起させるような雰囲気がありました。昔こんな事があったんだろうかと考察しながらフィールドを回るのが楽しかったです。
主人公は2人おり、ゲーム開始時にどちらか1人を選びます。主人公は性別が違う同一人物というわけではないので、選ばなかった方の主人公は登場人物の一人として登場します。
ストーリーのあらすじとしては、怪伐軍(怪異を討伐する軍)に入隊した主人公は怪異との戦いに身を投じていくこととなるが、やがて陰謀に巻き込まれ世界の真実を知ることとなる、、、
といったものとなります。
「テイルズ オブ シリーズ」を制作したスタッフ陣が開発していることも有り、勧善懲悪ではないストーリーで、筆者はラスボスに同調し、思わずラスボス戦前後でラスボスを応援してしまいました。
2021年7月現在、本作のアニメが放送されていますが、ストーリーは細かい差異はあれど大筋は一致しています。今後、ゲーム版とストーリーが変化するのかどうかが楽しみです。
場所や場面により曲調が異なる曲が流れ飽きさせないものでした。
筆者のお気に入りの曲はタイトル画面で流れるメインテーマです。
トゥーン(アニメ)調のグラフィックで、全体的に質の高いものでした。
本作はアクションRPGとなっており、武器と超脳力を駆使して敵と戦います。敵を倒しレベルが上がるとステータスが上がるほか、スキルポイントを獲得し、ポイントを割り振ることにより、2段ジャンプ等できることが増えていきます。
主人公は自分が保有する念力のほかに、最大で9人の仲間の超脳力を使用することができます。
筆者のお気に入りの超脳力は「超高速」で、使用すると自身が高速で移動し、周囲の時が止まっているかのように見え一方的に攻撃することが可能となります。
ある程度ゲームを進めると主人公は拠点を手に入れるのですが、仲間キャラにプレゼントを渡すと渡したプレゼントを拠点内に飾ってくれるので、プレゼント渡しがはかどりました。はじめは殺風景な拠点もプレゼント渡しによってにぎやかな雰囲気になって楽しかったです。なお、仲間にプレゼントを渡すと友好度が上がり、戦闘時に仲間との連携が強化されます。
筆者は、一人目の主人公で23時間でクリアし、二人目の主人公を合わせると40時間でクリアしました。なお、本作では一周目のデータを引き継げるいわゆる「強くてニューゲーム」があり、これを用いて40時間でクリアしました。この際、寄り道はあまりせず、サイドクエストはあまり行っていません。
余談ですが、ゲームをクリアしたあとも、サイドクエストを行うことはできます。ゲームクリア後に追加されるサイドクエストもあるので、やりこみはクリア後におすすめします。
筆者はストーリーの先が気になりすぎて、サイドクエストは後回しにして進めました。クリア後にサイドクエストができてよかったです。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・アクションRPGが好き
・和ゲーが好き
・「テイルズ オブ シリーズ」が好き
・超脳力が使いたい
以上で、「SCARLET NEXUS (スカーレットネクサス)」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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