【レビュー】「二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED」2つの世界を行き来して二ノ国を救おう
本記事では王道RPG「二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED」のレビューをします。
タイトル | 二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 Nintendo Switch Xbox Series X|S Xbox One Microsoft Windows(Steam) |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | やさしい |
クリア時間 | 22.5時間 |
ストーリー | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★☆ |
グラフィック | ★★★★★ |
「一ノ国」に住む主人公の少年「オリバー」はある日、川に溺れ母に救助してもらうも、体が弱かったため母が亡くなってしまった。悲しさから三日三晩泣き続けたとき、何年も共にしてきたぬいぐるみが突然光り出し、動いて喋る妖精へと変化した。妖精「シズク」から、自分は異世界「二ノ国」から来ており、闇の魔導士「ジャボー」を倒せば母が生き返るかもしれないと聞いた「オリバー」は「二ノ国」へ旅立つ、、、
といったストーリーとなっております。
本作は2つの世界を行き来して世界を救う王道RPGです。
「一ノ国」は20世紀のヨーロッパ風の世界で、「二ノ国」はファンタジーな世界で、獣人や魔物が存在します。
「一ノ国」と「二ノ国」それぞれに同じ魂を共有する者がおり、片方の世界の者に発生した問題を解決するための糸口がもう一つの世界にあったりするので世界を往来することとなります。
開発にスタジオジブリが協力していることもあり、ジブリ映画のようなストーリーが展開されます。
本作と「二ノ国II レヴァナントキングダム」は世界観や登場するキャラが異なりますのでどちらを先にプレイしても問題ありません。筆者は数年前「二ノ国II レヴァナントキングダム」をプレイした後に本作をプレイしました。
全体的にオーケストラで奏でられたBGMが流れます。
筆者のお気に入りのBGMは「ニノ国メインテーマ」です。これから冒険が始まるというワクワクした気持ちを感じられる躍動感のあるBGMです。ちなみにこの曲は「二ノ国II レヴァナントキングダム」でも流れました。
本作は3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれております。
スタジオジブリの2Dアニメーションを3Dに落とし込んだかのようなグラフィックでプレイするジブリ映画といった気分が味わえます。
一部のイベントシーンではスタジオジブリが制作したアニメーションが流れます。
本作はシンボルエンカウント方式のコマンド選択型RPGです。
往年のRPGのようにワールドマップ上を歩いて街やダンジョンに触れると中に入ることが出来、ストーリーの進行度によって海を移動できる乗り物や空を移動できる乗り物に乗れます。
戦闘時に適宜、人間キャラとイマージェンという存在を切り替えて戦います。「ペルソナ」シリーズに近いシステムで戦闘します。「ペルソナ」と異なる点は戦闘中に移動することが出来、敵との立ち位置を調整することが可能です。
人間キャラは通常攻撃・魔法・アイテム・防御・逃走を選択でき、イマージェンは通常攻撃及びプレイヤーが設定したコマンドを選択できます。コマンドには攻撃技や回復技など多岐にわたります。
人間キャラ、イマージェンそれぞれにレベルが設定されており、一定レベルに達すると新しい技を覚えます。イマージェンは一定レベルに達すると進化が可能になり、進化するとレベルは1になりますが基礎ステータスが進化前よりも上がるので、レベルを上げると進化前よりも強くなります。
中盤以降に特定の場所で「トットコ」という倒すと多くの経験値が獲得できるザコ敵が登場するので、レベル上げを容易にすることが可能です。「トットコ」は「ドラゴンクエスト」シリーズで言うところの「はぐれメタル」です。
筆者のおすすめのイマージェンは中盤以降に捕獲できる「サイトー」という2足歩行するサイのような生物です。攻撃力と防御力が高いうえに、進化すると全体攻撃技を覚えることが出来、ザコ敵及びボス敵ともに使える汎用性の高いイマージェンで、ラスボス戦でも重宝しました。
筆者は難易度「やさしい」でそこそこ寄り道をして22.5時間でクリアできました。全てのイマージェンを捕獲しようとすると40時間以上はかかるのではないかと思います。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・王道ファンタジーが好き
・ジブリ映画のようなストーリーを楽しみたい
・「ドラゴンクエスト」シリーズ、「ペルソナ」シリーズが好き
・やりこみ要素があるゲームをプレイしたい
以上で、「二ノ国 白き聖灰の女王 REMASTERED」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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