【レビュー】「Nexomon: Extinction(ネクソモン: 絶滅)」調教師になって世界を救おう

　本記事ではポケモンライクRPGの「Nexomon: Extinction(ネクソモン: 絶滅)」のレビューをします。

　主人公はある日、自分の育った孤児院から旅立ちネクソモンの調教師となる。様々なネクソモンを捕まえ、ときに戦い、暴君ネクソモンによって絶滅しかけた世界を救おう、、、

　といったストーリーとなっております。

　本作はポケモンライクなゲームとなっております。本作はポケモンではなく、ネクソモンと呼ばれるモンスターをめぐる物語が展開されます。

　また、本作はポケモンと違い、ジムを巡るということはしません。主人公は様々な人々から依頼を受けて解決するために東奔西走します。

　ポケモンのようなゲーム性でも、ポケモンとはまるで違うストーリーが展開されたことにより、新鮮な気持ちでプレイできて楽しかったです。

　オーケストラやロックあるいは和風といった様々な音楽性のBGMが流れました。

　ロケーションによって異なる音楽性のBGMが流れることによって、場所や場面の雰囲気にあうものとなっていました。

　本作は2Dのトゥーン調の高解像度グラフィックで描かれております。

　戦闘時は自分のネクソモンは背中が見えるなど、ポケモン感があり親近感がわきました。

　本作のグラフィックに一番近いポケモン作品はGBAやDSで発売されたポケモンです。(ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド・ファイアレッド・リーフグリーン・ダイヤモンド・パール・ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2の2Dで描かれたポケモンと近いグラフィックで本作は描かれています。)

　本作はポケモンライクなゲームとなっており、捕まえて入手したネクソモンを最大6匹編成して、野生や調教師が繰り出すネクソモンと戦います。

　一番最初に入手できるネクソモンは9種類の中から選ぶことができます。

　1匹につき、最大で4つの技を覚えさせられる部分はポケモンと同じですが、技の使用回数に関する仕様は異なります。ポケモンはそれぞれの技ごとに使用回数が決まっていますが、ネクソモンはそれぞれの技にスタミナが設定されており、スタミナを消費して技を使用します。イメージとしては、魔法だけ使用できるドラクエやFFといった感じです。

　ネクソモンには1匹につき、最大で4つのアイテムを持たせることができます。各ステータスが上がるものから獲得経験値を増加させるものまで持たせられます。

　モンスターの捕獲についてもポケモンと異なる部分があります。ポケモンの場合、ポケモンを捕まえるときに捕獲できる確率はわかりませんが、ネクソモンは捕獲できる確率が表示されます。様々な方法で入手できるホイッスルというアイテムを入手すると永続的に捕獲できる確率が上昇します。

　モンスターを捕まえられるアイテム「ネクソトラップ」は複数種類あり、種類によって捕獲できる確率が変わります。どんなネクソモンでも100%捕まえられるアイテム「ゴールデンネクソトラップ」(ポケモンでいうマスターボール)は、ゲーム序盤で入手できるだけでなく、複数個入手できます。

　ネクソモンは種類によってはポケモンと同等に進化をします。

　本作に登場するネクソモンは300種類以上あり、様々なビジュアルを楽しめます。

　伝説のネクソモンもおり、強力な個体となっております。

　野生や調教師が繰り出すネクソモンのレベルはストーリーの進行度によって増加します。つまり、低レベルの状態で進めると序盤で訪れた場所のザコ敵にさえ苦戦することとなります。

　本作にも野生のモンスターとのエンカウントを避けることができるアイテムがあります。(ポケモンで言うところの虫除けスプレー)　本作のアイテムでは入手したら任意でONとOFFを切り替えすることができ、消費して無くなるといったことは有りません。

　筆者は17時間でストーリーをクリアできました。ちなみに、ストーリークリア時に捕まえたネクソモンは全体の12%程です。

　ポケモンと同様に本作もクリア後に捕まえられるようになるネクソモンがいます。

　従って、図鑑埋めはクリア後に開始するのがおすすめです。

　本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

　・ファンタジーとSFが合わさった世界観が好き

　・シリアスなストーリーを楽しみたい

　・モンスターを捕まえたい

　・モンスターを育成したい

　・「ポケットモンスター」シリーズが好き(特にGBAやDSのポケモンが好き)

　・じっくり時間をかけてとクリアしたい

　以上で、「Nexomon: Extinction(ネクソモン: 絶滅)」のレビューを終了致します。

　最後までお読みいただきありがとうございました。

　もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。