【レビュー】「英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-(カイノキセキ フェアウェル オー ゼムリア)」世界の真実を知ろう
本記事では「軌跡」シリーズ「英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-」のレビューをします。
タイトル | 英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria- |
ジャンル | ストーリーRPG |
対応機種 | PlayStation 5 PlayStation 4 |
日本語吹替 | 有り |
日本語字幕 | 有り |
プレイした難易度 | VERY EASY |
クリア時間 | 47時間 |
ストーリー | ★★★★★ |
BGM | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★★ |
七曜暦1209年7月、主人公の「ヴァン・アークライド」は仲間たちと共にMK社の本社で演習に参加していた。同時刻、「リィン・シュバルツァー」や「ケビン・グラハム」たちも演習に参加していた。演習後、「ヴァン」たちは共通の知り合いがいることもあり交流をしていたところ、崑崙の宇宙基地から導力ロケットの2回目の発射実験が急遽行われた。そして数日後に世界初の有人ロケット発射が行われようとしていた、、、
といったストーリーとなっております。
本作は前作「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-(クロノキセキツー クリムゾン シン)」のラストから3ヶ月が経過したところから始まり、舞台は前作から引き続き「カルバード共和国」です。
本作は3人の主人公(ヴァン、リィン、ケビン)からなる3つのルートでストーリーが進行します。
「ヴァン」ルートでは解決事務所の面々と共に首都で暗躍している謎の組織を追っていきます。
「リィン」ルートではある人物からの要請を受けて「クロウ」「アルティナ」と共に共和国入りし、既に共和国にいる「フィー」「トワ」と合流して要請に応じつつある人物の真意を探っていきます。
「ケビン」ルートでは教会のある人物から任務を受け、「ルーファス」「ラピス」「スウィン」「ナーディア」たち(通称:ピクニック隊)を雇い共和国で任務を達成すべく動きます。
「界の軌跡」というタイトルにふさわしく、ゼムリア世界におけるある真実が判明します。
やりこみ要素の一つである「黑の庭城(グリムガルテン)」では本編を補完するストーリーを見ることができます。
本作は続きが気になる終わり方をしていたので早く続編をプレイしたいです。
軌跡シリーズ特有のヴァイオリンとロックが融合した楽曲は本作でも多く流れました。
筆者のお気に入りのBGMは多くのボス戦で流れたBGMと終盤のボス戦で流れたBGMです。
3Dのトゥーン調のグラフィックで描かれています。
前作から引き続きコマンド型RPGとアクションRPGの要素が加わったもので、フィールド上の敵と戦う際は従来のようにコマンド型のRPGで戦闘をするのとアクションRPGで戦闘をすることをその都度選択できます。
今作ではアクションRPGの要素が進化して、Z.O.Cという専用ゲージを消費することで一時的に敵の動きが遅くなり一方的に攻撃ができるモードを使用できるようになりました。
また、ほとんどのボス戦はこれまでのシリーズ同様にコマンド型での戦闘のみです。
本作には「黑の庭城(グリムガルテン)」という任意のタイミングで何度でも挑戦できるダンジョンに行くことが出来、それぞれのルートの仲間キャラを自由に編成して攻略できます。「黎の軌跡Ⅱ」にあった「お伽の庭城(メルヒェンガルテン)」と似ています。
「黑の庭城(グリムガルテン)」内で入手できる「メメントオーブ」を入手すると追憶の台座で本編を補完するストーリーを見ることができます。
筆者はほとんどのクエストをクリアし「黑の庭城」の全層を踏破して47時間でクリアできました。
本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。
・ファンタジーが好き
・SFが好き
・シリアスなストーリーを楽しみたい
・「軌跡シリーズ」が好き
・大長編ゲームが好き
・膨大な設定が練られた世界を巡りたい
以上で、「英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-」のレビューを終了致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。