【レビュー】「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」勇者になって世界を救おう


はじめに

 本記事では「ドラゴンクエストIII」のHD-2Dリメイク版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」のレビューをします。


評価
タイトルドラゴンクエストIII そして伝説へ…
ジャンルRPG
対応機種PlayStation 5
PlayStation 4
Nintendo Switch
Xbox Series X|S
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替有り
日本語字幕有り
プレイした難易度楽ちんプレイ
クリア時間15時間
ストーリー★★★★☆
BGM★★★★★
グラフィック★★★★★

ストーリー

 アリアハンの戦士オルテガの子供である主人公は16の誕生日を迎えた日、国王からオルテガが果たせなかった魔王・バラモスを倒すという使命を受けることとなる。主人公は仲間たちと共に世界を救う旅へと向かう。そして伝説へ、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作は「ドラゴンクエストIII」のリメイク作品となっております。リメイクされるにあたり、オルテガに関するストーリーが追加されており、オルテガがどのように旅をしていたかが描かれております。

 本作はロトシリーズと呼ばれる作品群の一つで、「ドラゴンクエスト」「ドラゴンクエストII」「ドラゴンクエストXI」と世界観を共有しています。時系列はドラゴンクエストXI→ドラゴンクエストIII→ドラゴンクエスト→ドラゴンクエストIIとなっております。

 本作では「ドラゴンクエスト」「ドラゴンクエストII」に続くことを示唆するストーリーが描かれています。


BGM

 全体的にオーケストラなBGMが流れました。

 本作で筆者のお気に入りの曲は多くありその中でも特に印象的だったのは「冒険の旅」「おおぞらをとぶ」「勇者の挑戦」です。

 「冒険の旅」はフィールドマップで流れる曲で、勇ましい雰囲気があります。

 「おおぞらをとぶ」はある乗り物に乗ってフィールドマップを移動するときに流れる曲で神秘的な雰囲気があります。

 「勇者の挑戦」はラスボス戦で流れる曲で、テンポが速く勇ましい雰囲気がありまさに勇者がラスボスに挑戦をしているということがうかがえる曲です。


グラフィック

 本作は2Dのドット調のグラフィックで描かれています。なお、本作はHD-2Dで制作されており、奥行きのあるドット調のグラフィックが特徴です。

 マップ自体は3DCGで描かれており、キャラやモンスターはドット調のグラフィックで描かれています。


ゲームシステム

 本作はコマンド選択型のRPGです。

 主人公以外の仲間は転職することが可能です。リメイクされるにあたり、まもの使いの職業が追加されています。追加されるにあたりマップ上にいるモンスターを仲間にすることが可能となり、仲間にしたモンスターの技が使用可能になったり、モンスターを戦わせるモンスターバトルロードといったコンテンツを楽しめます。

 本作ではフィールド上に秘密の場所が追加されています。フィールド上で一本だけ大きい木が生えているところなどの怪しい場所に近づくと小さいマップに入ります。マップ上ではつぼや樽が配置されていることがあり調べるとたねなどの有用なアイテムが入手できます。仲間にできるモンスターがいる場合もあります。

 本作はリメイクされるにあたり、利便性が向上しています。戦闘速度を上げたり、屋内からルーラ(いわゆるファストトラベル)が使用可能になっています。

 また、難易度選択も可能となっており、一番簡単な難易度の楽ちんプレイは敵の攻撃をどんなに食らってもHPが1から下がることがなく戦闘不能になりません。ザキやザラキといった即死魔法も食らいません。ただし、自分でメガンテを使用した場合は戦闘不能になります。

 本作にはクリア後要素があり、クリア後に行くことが可能なダンジョンやボスがいます。


クリア時間

 筆者は難易度楽ちんプレイで15時間でクリアできました。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・ファンタジーが好き

 ・様々な作品の元ネタとなったストーリーを楽しみたい

 ・「ドラゴンクエスト」シリーズが好き

 ・じっくりとプレイしたい

 以上で、「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります。