【レビュー】「聖剣伝説 Legend of Mana」自分だけの地図を作って世界を冒険しよう


はじめに

 本記事では2021年6月24日にHDリマスター版が発売された「聖剣伝説 Legend of Mana」のレビューをします。


評価
タイトル聖剣伝説 Legend of Mana
ジャンルアクションRPG
対応機種PlayStation 5
PlayStation 4
Nintendo Switch
Microsoft Windows(Steam)
日本語吹替無し
日本語字幕有り
プレイした難易度難易度設定無し
クリア時間23時間
ストーリー★★★
BGM★★★★★
グラフィック★★★★☆

ストーリー

 「マナの樹」が焼け落ちてから900年後、夢の中で主人公は「マナの女神」から私のもとへ目指してほしいとお願いされる。夢から目覚めた主人公は、まだ何もない世界へと一歩を踏み出す、、、

 といったストーリーとなっております。

 主人公はプレイヤー自身となっており、最初に主人公の性別や名前を設定します。

 ゲーム最序盤ではワールドマップに何も有りません。プレイヤーがワールドマップにアーティファクトを配置することで街やダンジョンが出現します。そうして出現した場所へ行くことでストーリーが進みます。

 本作のストーリーは全68話のシナリオで構成されております。このシナリオの中には続編もののシナリオが有り、大きく分けると「エスカデ編」、「ドラゴンキラー編」、「珠魅編」の3つがあります。

 「エスカデ編」は4人の幼なじみの友情と対立、十数年来のすれ違いの物語が描かれます。

 「ドラゴンキラー編」は世界の秩序を司る知恵のドラゴンを殺す物語が描かれます。

 「珠魅編」は宝石を命の核として生きる珠魅という種族の存亡に関わる物語が描かれます。

 筆者のオススメのシナリオは「珠魅編」です。


BGM

 本作のBGMはオリジナル版とアレンジ版の2種類が収録されており、設定画面からいつでもバージョンを切り替えることが出来ます。

 アレンジ版はオリジナル版のBGMをオーケストラアレンジしたものとなっており、クオリティの高いものとなっております。

 本作のBGMを作曲したのは「キングダムハーツ」シリーズの作曲でおなじみの「下村陽子」さんです。

 筆者のお気に入りのBGMは2つ有り、1つ目はプレイヤーが最初に訪れる街で訪れるBGM「ホームタウン ドミナ」です。この曲はフルートの音色が特徴的で安心感があり、まさに家にいるかのような心地よさがあります。

 2つ目は「珠魅編」の終盤に訪れる「煌めきの都市」で流れるBGM「滅びし煌めきの都市」です。ピアノとヴァイオリンの旋律が滅んだ都市の寂しさと悲しさを表現しており、切ない気持ちになりますが美しい音色は何度も聞きたくなります。


グラフィック

 本作は2Dのドット絵で描かれております。また、HDリマスター化されたことにより、ドット絵が滑らかになり見やすさが向上しています。

 オープニングでは世界観を忠実に描いた綺麗なアニメーション映像が流れます。余談となりますが、本作のアニメ化が決定されました。オープニング映像と同じクオリティのアニメを見られることを期待しています。


ゲームシステム

 本作はアクションRPGとなっております。

 筆者のオススメの武器種は弓です。弓を用いることで被弾を減らすことが出来、生存率が上がり安定して攻略することができるようになります。

 本作の魅力はなんといっても、自分だけのワールドマップを作り出せる「ランドメイクシステム」です。このシステムは、ワールドマップの任意の位置にアーティファクトという街やダンジョンのオブジェクトを設置することが出来ます。これにより、街だけを隣接することもできれば、ダンジョンが街を包囲するといった配置をすることも出来ます。


クリア時間

 筆者は、全シナリオをプレイして23時間でクリアできました。ゲームをクリアするだけなら10時間もかからないのではないかと思いますが、どのシナリオも面白いので全シナリオをプレイすることをオススメします。

 また、全シナリオをプレイする際は攻略サイトを参考にして下さい。アーティファクトを配置する場所や時期によってはプレイ不可になるシナリオが存在するからです。


さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・ファンタジーが好き

 ・シリアスからコミカルまで色んなストーリーを楽しみたい

 ・心地よいBGMを楽しみたい

 ・「聖剣伝説」シリーズ、「ファイナルファンタジー」シリーズが好き

 ・自分だけのワールドマップを作りたい

 以上で、「聖剣伝説 Legend of Mana」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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