【レビュー】「PowerWash Simulator 2(パワーウォッシュ シミュレーター2)」様々な汚れた建築物や車両を高圧洗浄しよう

　本記事では「PowerWash Simulator 2」のレビューをします。

　前作から引き続き主人公は身近なものから大きな建築物まで洗浄していくこととなる。

　といったストーリーとなっております。

　本作のストーリーはキャリアモードで展開され、依頼を受注する際の文章や高圧洗浄中に受信するチャットの内容から伺うことができます。

　本作はあくまで高圧洗浄のシミュレーターなのでストーリーはフレーバー程度となっております。なので、細かいストーリーを妄想しながら高圧洗浄するのも楽しみ方の一つです。

　ちなみに1つの依頼につき、ある程度洗浄を進めると次の依頼がアンロックされるのですが、次の依頼で周囲に前作や今作で洗浄したものが置いてあったりとストーリーの繋がりを確認することができます。

　前作から引き続き本作はBGMが流れません。ただし、水で高圧洗浄する音といったSEや近くの車道を車が通る音や動物の鳴き声といった環境音は流れます。

　水の音を環境音ASMRとしてリラックスしながら洗浄することができます。　

　また、動画サイトや音楽ソフトで好きな音楽を流しながら高圧洗浄をするのもおすすめです。

　本作はトゥーン調とフォトリアル調の中間ぐらいで描かれた3Dのグラフィックとなっております。一部の洗浄対象はフォトリアル調で描かれています。

　高圧洗浄のシミュレーターなだけあって水の表現はリアリティがあります。

　水しぶきやオブジェクトの濡れ具合や乾き方はリアリティが高く、没入感を高めてくれました。

　洗浄前はオブジェクトのカラーリングは泥などの汚れでわかりませんが、洗浄していくにつれカラーリングの全容が垣間見えるのが楽しかったです。

　照明を洗浄すると光るようになります。

　主人公の服や高圧洗浄機、車のスキンを変更することが可能です。

　本作は依頼を受注して建築物や車両の汚れを落とし、次の依頼をこなすというのが基本となります。

　依頼によって洗浄にかかる時間は5分から約4時間とバリエーション豊かです。

　本作にはストーリーが展開されるキャリアモード、キャリアモードで洗浄したものを再度洗浄できるフリーモードがあります。

　本作は1人称視点で高圧洗浄します。FPSに慣れている方はプレイしやすいと思います。

　常に全体の何%を洗浄したかがわかるようになっています。

　メニューを開くとオブジェクトのどの部分を何%洗浄したかを確認できるので、どこを洗ったらいいのか不明になることはありませんでした。

　全体の約90%以上を洗浄すると洗浄していない場所が表示されるのでどの場所を洗浄すればよいかわかりやすくなっています。

　汚れを落とすと資金を得ることができ、ショップで性能の良い高圧洗浄機やアタッチメントなどを購入することができます。

　高圧洗浄機の先端についているノズルを変更できます。ノズルによって水をかけられる距離や面積が変わります。

　前作と違い本作では洗剤に資金が必要なくなりました。

　本作は操作性がよく、カメラ固定や汚れの有無を光で確認といった操作などを簡単に行うことができます。

　オプションで汚れの有無を確認できる光の色が変更でき、筆者のおすすめはピンク色です。

　ボタンを押し続けなくても水を常に放水状態にするボタンも搭載されておりプレイしやすいです。

　本作ではマイスペースに家具を飾ることができます。家具は洗浄することによって溜まるポイントで購入できます。また、このポイントは主人公の服や高圧洗浄機、車のスキンの購入にも使えます。

　マイスペースの棚にはキャリアモードで高圧洗浄したオブジェクトの模型が飾られていきます。模型にアクセスするとフリーモードとして再度オブジェクトを洗うことができます。

　マイスペースや現場では主人公の飼い猫を撫でることができます。猫には高圧洗浄できない仕様になっているので誤って高圧洗浄機を当ててしまうことを防げます。

　筆者は45時間でクリアできました。

　本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

　・水鉄砲が好き

　・汚れたものをきれいに洗浄したい

　・塗装が好き

　・「スプラトゥーン」シリーズが好き

　・ストレスを解消したい

　以上で、「PowerWash Simulator 2」のレビューを終了致します。

　最後までお読みいただきありがとうございました。

　もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。