【レビュー】「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」錬金術士として最後の夏の冒険をしよう


はじめに

 本記事では「ライザのアトリエ」シリーズ3作目「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」のレビューをします。


ストーリー

 王都でひと夏の冒険をしてから1年後、錬金術士の「ライザ」はクーケン島でなんて事のない日常を過ごしていたところ、島の近海に群島が突如出現してしまう。そして、群島がクーケン島に悪影響を及ぼしていることが判明し、かつて共に冒険した仲間たちと群島の調査へと赴く。そして、新たな仲間たちも巻き込んで様々な場所へ冒険することとなる、、、

 といったストーリーとなっております。

 本作は「ライザのアトリエ」シリーズの3作目となっており、前作「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」から1年後の話となっております。

 本作の舞台は1作目の舞台となったクーケン島及びその周辺地域に加え、クーケン島近海に新たに出現したカーク群島や新たな地方となっており、「ライザのアトリエ」シリーズ最大規模のボリュームとなっております。

 1作目からは作中で4年の歳月が経っていることもあり、島民から信頼され「ライザ」が頼もしくなっていることを実感できます。

 本作では1作目から登場していたもののプレイアブルキャラではなかった「ボオス」が満を持してプレイアブルキャラになりました。

 1、2作目のキャラが大勢登場するものの、過去作のダイジェストムービーや用語解説があるので、過去作をプレイしたことがない人やプレイしたけど内容を忘れた人でも安心してプレイできます。

シリーズ1作目「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」と2作目「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」のレビューを下記リンクにしています。


BGM

 1、2作目と同様にケルト調のBGMが多く流れました。

 また、1作目と舞台がかぶっているところもあるため、1作目で使用されたBGMも多数流れました。

 筆者のお気に入りのBGMは「夏暁」と「揚げ雲雀群青」です。

 「夏暁」は前半の通常戦闘時に流れる曲で、ピアノ・アコースティックギター・笛の音色が心地よく、過去作の通常戦闘曲と通ずるものがあり、曲からも「ライザのアトリエ」シリーズの続編であることを実感できます。

 「揚げ雲雀群青」はボス戦で流れる曲で、ヴァイオリンの旋律が心地よい曲でドラムなどの楽器の音色が混ざることにより戦況の変化を表しているようでした。

さいごに

 本作は、以下のいずれかに一つでも当てはまる方へおすすめします。

 ・ファンタジーが好き

 ・採集や戦闘で入手した素材を用いて様々なアイテムを作りたい

 ・ストーリーを楽しみたい

 ・「アトリエ」シリーズが好き

 ・じっくりと楽しみたい

 以上で、「ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~」のレビューを終了致します。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 もしよろしければ、他の記事も読んでいただければ幸いです。